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ブジーはギリギリまで待って!我が子の「先天性鼻涙管閉塞」治療記録③

くまさんくまさん

ブジーはギリギリまで待って!我が子の「先天性鼻涙管閉塞」治療記録②の続きです。

手術を延期した数日後に鼻涙管が自然に開通!

私の望みも虚しく、子どもの先天性鼻涙管閉塞の症状が改善しないまま手術前日を迎えました。このとき子どもは11ヶ月18日で、もうすぐ1歳。
1歳までに自然治癒しない約20%に入ってしまったのだと、私は肩を落としました。
しかし、ここで奇跡(?)が起こります。手術前日の夜に私が発熱し、当日子どもを病院まで連れて行けなくなってしまったのです。
この日夫は出張で不在、祖父母も仕事で子どもを誰にも頼めない状況でした。ということで仕方なく手術の予定は来月へ延期となりました。
すると手術延期から数日経って、子どもの目ヤニがほとんど出なくなったのです!毎朝目ヤニで固まっていた目も嘘のようにキレイになり、どんどんと目ヤニが少なくなっていきました。

ブジー処置はギリギリまで待つのが◎

その後、以前通っていた眼科で診てもらうと、鼻涙管閉塞が解消されていることが分かったので、手術の予約はキャンセルしました。
私はそのとき「焦ってブジー処置をしなくてよかった…」と心の底から思いました。

11ヶ月18日で、もう1歳までの自然治癒は無理と諦めていたけれど、ブジー処置はギリギリまで待ってみた方がいいなと思います。
また、お医者さんによって色々と意見が違うということも今回の出来事で学びました。
ですが最終的には、子どものことをちゃんと診てくれているか、子どもの体のことを考えてくれているかどうかですよね。

子どもに強くブジー処置を勧めてきた先生を見たとき、私の頭に「病気を診ずして病人を診よ」という言葉が頭に浮かんできました。
そして「あ、この人は違うな」そう思ったので、以降その病院には行きませんでした。
1年の間に大学病院→眼科→小児眼科→大学病院と、4つの病院を渡り歩いて大変でしたが、今となっては色々と勉強になる出来事でした。

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くまさん

くまさん

東京都

東京在住のワーキングマザー。発達障がい(ADHD)のある中学生と、定型発達の保育園児、乳幼児の3姉妹を育てています。これまでに経験した、出産・結婚・離婚・再婚・ステップファミリーなど、さまざまな体験をもとに、記事を執筆していきます。