どうする? 公共の場でのイヤイヤ!
イヤイヤ期のおでかけ、ちょっと憂鬱ですよね。どこにイヤイヤのスイッチが潜んでいるのかわからないので、ひやひやしますよね。お家ならまだしも、外でイヤイヤが発動するとこちらまで泣きたい気持ちになってしまいます。そこで、少しでもお役に立てればと、イヤイヤの虫を少しでもおさめるための方法を集めてみました。
まずは、少し落ち着ける場所に移動して
人の往来が多い場所でイヤイヤが発動してしまうと、周りの目が気になって、じっくり向き合ってあげる余裕がなくなります。まずは、少し人が少ない場所に抱っこして連れていって「イヤだったのね」「●●がしたかったのね」など、子どもの気持ちを代弁するような声をかけてあげてみてください。すぐには泣き止まなくても、大人が自分のために向き合ってくれたことや抱っこのぬくもりは伝わります。どうしても抱っこを嫌がる場合は、ひとまず往来の邪魔にならないところまで動かして、隣にしゃがんでしばらく待ってみましょう。ある程度泣いて少しトーンダウンしたところで抱っこしてあげましょう。
気分を変えるアイテムを常備しておく
イヤイヤが発動したピークの時には何を言ってもダメの場合が多いですが、少しピークを過ぎた頃に、気持ちを切り替える何かを提示してあげると、イヤイヤがおさまりやすくなります。例えばちょっとしたシールや、指人形なども効果あり。「あら?こんなところにシールがあったよ」などと声のトーンを上げて気持ちの切り替えを促してあげてみてください。アイテムはお子さんのお気に入りよりも、今まであまり見たことのない「意外なもの」が効果を発揮したりします。「何それ?」と思わせたら勝ちですよ。マジシャンのようにママやパパのポケットにいろいろスタンバイしておきましょう。
選択肢を与える
現状から気持ちを切り替えるために、選択肢を与えるのもひとつの手です。例えば「だっこしようか?それともおんぶにする?」とか、「ママの抱っこかパパの抱っこかどっちで泣くのがいい?」「帰りはエレベーターに乗る?エスカレーターに乗る?」など、その後の行動予定の中で可能な選択をお子さんに選んでもらいましょう。選択はどんな小さなことでもOK。「自分が選んだ」というプロセスで自分を認めてもらえたと感じて少し気持ちが落ち着くようです。これも号泣のピークを少し過ぎたころに提案するのが効果的です。
発達の過程で誰もが通る「イヤイヤ期」。避けて通ることはできなくても、大人の気持ちの持ち方次第で、イヤイヤ期をこじらせることなく、乗り越えることができそうです。とはいえ本当に大変なイヤイヤ期。あの手この手で手を焼きながら、がんばって親子で乗り越えていきましょう。
オフィシャルライター♥3
大阪市
子育て中のママ、パパに向けて、育児の悩み解決法やアイディア、お役立ち情報や話題の育児ネタなどさまざまな情報をコンスタントに発信!育児に行き詰まったり、悩んだりした時には、アイディアを参考にしたり、読んで癒されたりしていただけると幸いです。