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おなかの中の双子ちゃんの片方に心臓疾患・・・私の妊婦生活

ナオミナオミ

まさかの発覚赤ちゃんに心臓疾患・妊娠中期以降

私たちが住んでいた町はちょっとした「双子の町」で、どういう訳か双子がとても多く、長女の保育園にも上のクラスには2組の双子ちゃん、予定日が1か月違いの双子妊娠中のママさんもいました!お陰で共感できることも多く、助けられることもたくさんありました。

順調に妊娠中期までを過ごしていた私ですが、その頃に受けた胎児心エコーの検査で、ある問題が発覚します。双子のうちの片方の心臓に疾患が見つかったのです。「先天性心疾患」という言葉を初めて先生から聞いた時には、事態がよく呑み込めないまま涙が溢れでました。スクスク成長する2人のエコー写真を見る度、元気に生まれてくる姿しか思い描いてきませんでした。そうではないかもしれない、という想像はただただ恐怖でした。とはいえ、この早い段階で疾患が発見されたという事は、とても幸運だと思っています。この時診察してくださった先生には今でも年に1回の診察でお世話になっていますが、本当に感謝しかありません。

さて妊婦生活後半。お腹もぐんぐん大きくなりました。胃の圧迫もつらかったのですが、何より私を苦しめたのは足のむくみでした。足全体、指一本一本までパンパンにむくみ、履ける靴は無くなりました。マッサージしようにも、大きなお腹が邪魔で足を触ること自体が大変でした。そんな状態で、「家族3人での最後のお出かけ!」と向かったのはなぜか清水寺。あの坂を象のような足で上りきりました。本当に、なぜ清水寺だったのか‥。2歳の長女が喜ぶ場所は他にもあっただろうに。我が家、この後もちょいちょいお出かけ先のチョイスを間違えます(汗)。

減塩病院食で大変化!一カ月の入院生活

詳しい検査を重ねた結果、心疾患のある赤ちゃん(弟くん)には生まれてすぐ手術が必要となり、出産予定日の1か月前から入院することになりました。
入院して2日間、1時間に1回はトイレに行っていました。すると、あの象のようだった足のむくみが、みるみる解消されていくではありませんか!筋肉が落ちた分、前よりも細くなってる気が…。病院のベットでは足を高くして寝ていたので、そのお陰もありますが、それより効果的だったのは塩分控えめの病院食!!こちらの病院食は、出汁にこだわった美味しい減塩食!とレシピ本まで出ているくらいなので、その減塩効果で体の余分な水分が排出されたのでは…と思います。減塩!減塩です!!
というわけで、入院して1週間程は、数か月ぶりに姿を現したくるぶしと、ペラッペラになったふくらはぎを愛でながら時を過ごしました。

この頃お腹の中の双子ちゃんはどうしていたかというと、2人とも十分な大きさになって、2人が暴れると寝ている私の体が揺れる程でした。胎動、大好きです。仰向けになってお腹をポンポンと叩くと、グワングワンとお腹がイビツな形に変形するのが面白くて、よく遊んでいました。背中をポンポン。おしりをポンポン。妊娠中は、この時間が一番幸せです。
早く会いたいような、この時間をゆっくり楽しみたいような、そんな幸せな時間です。

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ナオミ

ナオミ

大阪市

大分出身。旦那とは職場で知り合い10年前に結婚、翌年長女を出産。あれよあれよという間に双子を含めた4人の子供を出産しました。現在は専業主婦。今年小学校に上がった双子男子に、まだまだ振り回されながらも、4人の子育てを楽しんでいます。出産・育児、保育園、お出かけエピソードなどなど、私の育児奮闘記が皆様の出産や育児のお役に立てればと思い、記事を書いていこうとおもいます!

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