「背中スイッチって何?」
抱っこで寝かしつけをして、やっとスヤスヤ寝息をたてはじめた赤ちゃん。そろそろ布団やベッドに移して、ママは自分の時間を…と思っていたのに、ふとんにおろした瞬間「わーっ」と泣きだし、また振り出しに戻る。まるで背中にスイッチでもあるかのような様子から、ねんねに悩むママたちの間でいつしかこの現象を「背中スイッチ」と呼ばれるようになりました。この背中スイッチさえ攻略すれば、ねかしつけが随分とラクになるのに…。そう思っている方も多いことでしょう。そこで、背中スイッチ攻略法を集めてみました。
おろすときには頭からそっと…
いくら慎重におろしてもお尻から置くと、高い確率で背中スイッチが発動してしまうようです。ママは赤ちゃんになるべく接触した状態を保ったまま、頭、首、背中、お尻の順でゆーっくりとおろし、そっと手を放していきましょう。赤ちゃんをすべてふとんにおろしてもしばらく体は密着させておくのがポイントです。
ふとんやベッドは人肌にあたためて
温かくて気持ちいい抱っこから、冷たいおふとんに置かれたら、どうしても目がさめてしまいます。寝かしつけをするのと同時進行で、湯たんぽなどでお布団も事前に温かくしておきましょう。そしておろすときには、頭から着地するのをお忘れなく。
「トッポンチーノ」を活用してみる
トッポンチーノとは、モンテッソーリ教育で使われる、小さなクッションのような赤ちゃんの寝具です。産前からママはトッポンチーノと一緒に寝て、自分のにおいをしみ込ませておきます。そうするとトッポンチーノで抱っこされた赤ちゃんはいつもママのにおいに包まれて安心してよく眠れます。ふとんにおろすときもトッポンチーノごと置くので、赤ちゃんの背中に変化が起きにくく、背中スイッチが発動しにくくなるのです。産後からの利用も可能なようです。
最初からベッドで寝る癖をつける
抱っこからふとんに着地して、背中の環境が変わることから赤ちゃんは不安になって泣いてしまう。ならば最初から直接ふとんやベッドで寝かしつけをするのもおすすめです。隣でママも横になって一緒にそのまま寝ちゃうのもいいですね。
生後まもなくから、1歳ごろまで作動中すると言われている「背中スイッチ」。攻略方法をひとずつ身につけて、気長にねんねトレーニング続けていきましょう。
オフィシャルライター♥3
大阪市
子育て中のママ、パパに向けて、育児の悩み解決法やアイディア、お役立ち情報や話題の育児ネタなどさまざまな情報をコンスタントに発信!育児に行き詰まったり、悩んだりした時には、アイディアを参考にしたり、読んで癒されたりしていただけると幸いです。