本当はママだって怒りたくない…
宿題をせずに遊んでいるお子さんを見て、言ってしまいがちな「宿題しなさい」の一言。「やるべきことを片付けるのが先!」と大人なら誰でもそう思ってしまいますよね。さらに、声掛けをしても思い通りに動かない様子を見ていると、どんどん語気も強くなってしまいます。
思い返してみると「宿題しなさい」だけじゃなく、「早く着替えなさい」「早くたべなさい」「早く寝なさい」などなど、一日中「●●しなさい」って言い続けていたなぁなんてぐったりしちゃう日も…。でも、ママだって怒りたくはないのです。だからこそ、なんとかしたいと悩んでいる人も多いのでは?
「勉強しなさい」「宿題しなさい」は子どものやる気を削ぐ言葉
子どものためを思っての「宿題しなさい」の一言ですが、この言葉、むしろ逆効果なのだそう。「今やろうとしていたのに…」とかえってやる気を削いでしまうようです。でも、そのまま放っておくわけにもいかないし、どうすればいいのでしょうか。
勉強する時間帯を設定するところからスタート
まずは、宿題や勉強をする時間をあらかじめ設定しておきましょう。その時間帯のうちであれば、自主的に勉強を始めるまで気長に待ってあげましょう。そして、机に向かうだけでも自ら始めることができた日には、思いっきり褒めてあげましょう。ポイントは自主的に動くまで様子をじっくり見守ること。
そして、できた時には褒めること。「自分から始められたね」と何がよかったのか具体的に褒めてあげましょう。また、見守るところから一歩進んで「何時から宿題するか決めようか」とあくまで主導権が子どもにあるような言い方で、宿題に意識を持てるようにしてみましょう。
子どものお勉強時間は大人も一緒に勉強しましょう。
子どもさんの宿題タイムは、大人も一緒にお勉強タイムにしてみましょう。ママやパパの集中力は必ずお子さんに伝わります。何か資格にチャレンジするもよし、読書をするもよし、本が苦手な人は雑誌でもOKです。ポイントは、一緒に勉強をする雰囲気づくり。「一緒に勉強しよう」と声をかけ、何かに集中するということの見本を見せてあげましょう。
勉強にしてもその他のことにしても「命令形」の言葉では、前向きな動機につながりません。「何時からはじめようか?」「今日学校で習った漢字教えてほしいな」など、こどもたちが自分で決める余地を残した問いかけで、気持ちよく勉強にとりかかれるように、見守り、そしてサポートしていきましょう。
オフィシャルライター♥3
大阪市
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