旅行や帰省など子連れで飛行機に乗らなければならない時、楽しみな反面、子どもがぐずって周りに迷惑をかけたらどうしよう、という不安もありますよね。近頃の飛行機は機内エンターテインメントもとても充実していますが、それらに子どもが飽きてしまった時用に、機内に持ち込んでおくと役に立つアイテムをご紹介します。

絵本類

こちらは言わずもがなですが、新たに読ませたい本だけでなく、日頃子どもが気に入って手にしている本も持って行っておくと安心です。息子は生き物が大好きだったので、ポケットサイズの図鑑を持ち込みました。恐竜・魚・爬虫類など何種類もの図鑑で荷物はパンパン。でもおかげで機内で夢中になって読んでくれました。

ポータブルDVDプレイヤー＆イヤホン

昨今の機内エンターテインメントは素晴らしく充実していますが、子どもが大好きなテレビ番組やアニメなどのDVDがその場で観られたらもっと最高です。イヤホンは必須。兄弟で片方ずつ使って仲良く観てくれたらありがたいですね。

お菓子類

飛行機の離着陸時、大人は耳抜きができる人が多いと思いますが、小さな子どもにはまだ難しいかもしれません。そんな時は、飴やグミなど唾液が出るお菓子を食べさせておくと耳抜きが自然とできて安心です。またお気に入りのお菓子は子どもがぐずってしまった時の特効薬。ただし、ゼリーやヨーグルトなどの液体状の食べ物は持ち込みができません。
またニオイの強いお菓子やサクサク音が大きく鳴ってしまうようなスナック菓子は控えめに。

折り紙

これは絶対におすすめです。時間も稼げて静かに遊べるアイテムです。折り紙本を一緒に持ち込んでいろいろな作品作りにチャレンジするのも良いでしょう。数枚用意しておくと、同じ機内で退屈しているお子さんに差し上げることもできます。

私が前回飛行機に乗った時、通路を挟んで隣に座っていた外国人のお子さんが泣き出してしまい、親御さんもお手上げ状態。お菓子をあげても飲み物をあげてもスマホを見せても泣き止むのは一瞬ですぐにまたぐずってしまいます。動き回りたいのにじっとその場にいないといけないのは本当につらいですよね。

私は折り紙でやっこさん（少々古いですが^^;）を折りました。折っている間、その子はじっと私の手元を見つめていました。出来上がってその子にあげると、しばらく折り紙を不思議そうに触って遊んでくれていました。少しだけお役に立てたかなと娘と喜んだのを覚えています。

ちなみにハサミやカッターは機内には持ち込めず、手荷物検査時に没収されてしまいますのでご注意ください。（刃の長さによっては持ち込める場合もございます。各空港会社へお問い合わせください）

まとめ

以上4つのアイテム、いかがでしたか？
小さな子どもに「何時間もじっと座って」というのは本当に至難の業です。子はグズグズ、親はイライラではせっかくの空の旅が台無し。機内サービスは航空会社のホームページで確認できます。予めどんなことが機内でできるかを調べておいて、加えて何が必要か、ぜひ家族で話し合ってみてください。

手荷物はずいぶんと大きくて重くなってしまいますが、子どもが機嫌よく機内で過ごしてくれたら万々歳です。あの手この手で子どもに泣かれることなく飛行機が現地に到着したら、子どもには「偉かったね！」と、自分には「よく頑張った！」と褒めてあげてくださいね！