身の回りに存在するドレミを探してみよう!
食器やグラスなど身の回りにはたたくといい音がするものがたくさんあります。でも形や大きさによって、その音はさまざまです。いろいろなものを集めてオリジナル楽器を作ってみてはいかがでしょうか。
「グラス」はおうち楽器の代表格
ガラス製のグラスは、お箸やスプーンで軽く叩くととてもいい音がします。しかも、水を入れる量によって音階が変わってきます。(水を注いだ分だけ音階が下がります)8つのグラスがあれば、水の量を調整しながらドレミファソラシドの音階を作って、音楽を奏でることもできます。
ワイングラスの形ならば「グラスハープ」も楽しめます。グラスを濡らし、濡れた指でグラスのふちをこすることで「ヒュイン」と独特の音が出ます。これも注ぐ水の量によって音の高さが変わるので、いくつか並べて音階を作ることができます。天使の音色と言われる透明感のある音を、楽しんでみてください。でも、叩くにしても、こするにしてもグラスが割れないように注意して鳴らしてみてくださいね。
「空き缶ドラム」で盛り上がろう!
空き缶は裏返してたたけば、それはもうれっきとしたドラムです! 缶の大きさや種類によってこれまた音の高さが変わってきますので、いろんな缶をあつめて音階を作ってみてください。グラスなどの音階に比べて少し音階がつけにくいかもしれませんが、ドラムで奏でた曲が何の曲か、当てっこするのも楽しいですよ。
「空き箱」と「ゴム」でギターを作ろう!
空き箱を丸くくり抜いて、穴を渡るように数本ゴムをかければ、手づくりギターの出来上がり。ゴムはギターの弦の役目で、これは長さが変わると音の高さが変わります。ゴム(弦)の長さが長いほど低い音で、短いほど高い音が出ます。また、ゴムの太さによっても音の高低が変わります。箱の穴にゴムをかける時に、セロテープなどでいろんな長さに固定したり、いろんな太さのゴムを使ったりして音階を作ってみましょう。形的にはギターというより、お琴のほうがイメージに近いかもしれませんね。
「ストロー」でドレミを吹こう!
ストローもいろいろな長さにすることで、音階を作れます。長いほうが低い音で短いほうが高い音が出ます。音階を作って順番に並べて、セロテープで張り合わせるとハーモニカのような楽器ができます。そのまま息を吹き込むと「ヒュー」っと音が出ますが、ストローの口で吹くほうをV字にカットして強く吹くと、カットした部分がリードのようになって震えて「ビーッ」と特徴的な音が出ます。
出来上がった楽器で演奏をすることはもちろん、自分基準でドレミの音階を探して楽器を作る過程もまた楽しみのひとつ。友だちや家族でそれぞれ担当する楽器を決めて、オリジナルの楽器を作ってセッションしてみるのもいいですね!
オフィシャルライター♥3
大阪市
子育て中のママ、パパに向けて、育児の悩み解決法やアイディア、お役立ち情報や話題の育児ネタなどさまざまな情報をコンスタントに発信!育児に行き詰まったり、悩んだりした時には、アイディアを参考にしたり、読んで癒されたりしていただけると幸いです。