男の子って甘えたで可愛い反面、本当にやんちゃで危なっかしくて、何回言ってもやめない、直らない、言う事を全然聞いてくれない…
育児をしていてイライラしちゃうこと多くないですか？
私はついつい感情任せに怒鳴ってしまう事もあって、その都度怒りすぎたかな？と反省してはまた次の日怒ってしまいます。

そんな時に出会ったのが、ある保育士の方が書いた一冊の本でした。

同じように男の子の子育てに悩むママの気持ちが少しでもラクになれば、と本の内容を要約して「接し方編」と「叱り方編」に分けてご紹介したいと思います。
最後に参考にしたその本の紹介もさせて頂きますね。

ママは「女の子」息子は「男の子」の世界を生きている

なんで男の子って落ち着きがないの？
なんでいつも何かと戦ってるの？
なんで小石集めたり小枝集めたりが好きなの？
男の子ってママには理解できない行動ばかりしますよね（うちだけじゃないはず…！）

それもそのはず、当たり前ですが、ママは生まれた時から「女の子（女性）」として生きていて、息子は小さいながらも「男の子（男性）」として生きています。

男女で区別するのは差別になり良くないのですが、実際の所、女性の脳と男性の脳ではそもそも考え方や物の見方に違いがあるとされています。
なので、思い切ってこう考えてみましょう！息子と嚙み合わなくて当然。全部を理解できなくて当然。

息子は「別の生き物」なんだ！と。

我が子と言えど、産まれた瞬間からその子はママともパパとも違う別個体なんです。
性別が違えば尚更、男の子ってそういうもんなんだなぁと思って気楽に捉える様にして見てはどうでしょう。
何回言ってもやめない、直らない、言う事聞かない…そんな事はどの男の子も同じ、日常茶飯事です。
それなら私達ママが、イライラしないための方法を探していきましょう！

イライラしない為に…

まず息子が言う事を聞いてくれない時にイライラするのはどうしてでしょうか。
それは無意識のうちに、こんなルールを自分の中で作ってしまっていませんか？

・〇時までには寝かせる
・ご飯の時にテレビ（youtube）は見せない、食事に集中させる。
・次のおもちゃを出すのは、まず今散らかしてるおもちゃを片付けてから
・お風呂は毎日
・お昼ご飯の後はお昼寝

等々、「こうするべき」みたいな約束事（ルール）があればあるほど、それを破られるたびに、自分が思っていた理想と違ってイライラし、「早くして！ちゃんと食べて！お風呂入って！！」と怒ってしまいますよね。
そうならない為にはまず、その「絶対」ルールを作らないことです。
約束事を作り過ぎず、ラクに守れる緩い約束から始めてみましょう。

「ご飯の時にテレビを見ていても食べてくれるならいいや」「1日くらいお風呂に入らなくてもいっか」などある程度のことはラクに考えて、「許す」「まぁいっか」と捉えることも大切です。

時と場合により「許す」という事が非常に難しかったりもしますが、この考え方を繰り返すうちに、今まで許せなかったことや気になっていたことが、段々と少しだけ許せるようになってくるそうです。

私も毎日毎日「ぼく、今日お風呂入らない」という息子に対して、どうにか入れようと必死になっていましたが、そのうち「じゃあいいわ。パパに今日は入らないって自分で言っておいで」などと促すようになってきました。
「許す」ことが出来るようになってくると、何よりそうすることで、自分のストレスを減らすことが出来ます。

「ここから叱ります」ラインを決めておく

とはいえ、「叱らない育て方」ではなく、きちんと叱るべき所は叱らなければいけませんよね。

例えば
・自分や他人の命・大きなけがに繋がる事
・人の気持ちを大きく傷つける事

極論を言えばこの2点以外のことはある程度ラクに考えるようにする。
こんな風に本気で叱るラインを決めておくと、それ以外の事に対しても全部が全部100％で怒らなくて済むようになります。

まとめ

今回の「男の子の接し方編」では

・「男の子は別の生き物」と認識する
・約束事（ルール）を作り過ぎない
・ここから叱りますの線引きを明確にする

について本の内容を私なりに解読して、ここにまとめさせていただきました。
本に載っている男の子の良くする行動が当てはまるものばかりで、思わず「みんなそうなんだ！」とびっくりすると同時に、安心しました。

もちろん、「そんな上手くはいかないよ！」という事もあると思います。
でもイライラの何割かは、私たちの考え方次第でラクになる部分もあるはず。
もっと読みたい！という方は下記の本を是非読んでみてくださいね。

参考本：https://books.rakuten.co.jp/rb/12917536/
タイトル：男の子の本当に響く叱り方ほめ方
著者：小﨑　恭弘
出版社：すばる舎