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男の子ママの戸惑い!息子のを剥く⁈

3人の怪獣のママ3人の怪獣のママ

男の子ママの未知との遭遇

子育ては未知との遭遇の連続ですよね。
男の子ママにとって最初の未知との遭遇…それは我が子のオチンチンではないでしょうか?
自分には無いものですし、適当に扱っていい部位でも無い気がします。
それなのに、さほど、その取り扱いについてはレクチャーが無い。
剥いてあげるべきなのか否かについて、
同性のパパに聞いてみても「心配いらないよ。」「自然と剥ける時がくるよ。」と、
こちらの悩みの温度とは、どこか違う回答が返ってくる。
男の子ママは、その取り扱いに、結構戸惑っていたりしますよね。

剥く概念が無かった長男の断末魔の叫び

私の周りの男の子ママに
「沐浴指導でオチンチンの先を剥いて洗うように指導を受けたことがあるか?」
と聞いてみたところ、全員がNOでした。

私自身も、「性器周りは優しく泡立てた泡で洗い、特に睾丸のシワには汚れが溜まるのでシワを伸ばすようにシッカリと洗いましょう!」と
言われた記憶はありますが、オチンチンの先を剥いて洗うように言われた記憶はありません。
日本で沐浴指導時に、そういったことまで話す産院はゼロとは言いませんが、
まだまだ少ないのが現実なんじゃないかなと思います。

そんなわけで、我が家のトップバッターである長男は、全く剥くことなく1歳を迎えていました。
そもそも「剥く」という概念すら私には全くありませんでした。
正直、それで特に問題も無かったのです。

ところが、主人の知り合いの先生に
「剥いてあげた方が清潔に保てて良いから、早めに剥くべき。病院で剥いてあげるよ。」と言われました。
既に1歳を過ぎていた長男。
診察室には主人が付き添い、私は外で待機していましたが、
診察室からは長男の断末魔の叫びが聞こえてきました。
主人曰く、「ビックリするくらいアカが溜まっていたよ。」とのこと。
そう聞くと、確かに清潔さで言えば、剥いて正解だったのかもしれません。
しかし、その後、数日は、おしっこのたびに染みるようで、「いたい〜!」と泣きましたし、
お風呂の時に剥いて洗って薬を塗る一連の流れの間、逃げたり泣いたりの大暴れでした。

「ここまでして剥かなきゃいけなかった⁈」と、とても悩みました。
看護師をしていたママ友に相談したところ、
「絶対に剥かなきゃならないとも思わないけれど、剝けたのならば、それは単純に『良かった』と喜んでいいよ。」と言われました。
というのも、小中学生になって、包茎が原因で手術となった場合、痛みも勿論ですが、
既に羞恥心が芽生えた年齢で、可哀想だなと思う場面を何度も目にしたそうなのです。
それは、確かに出来れば避けてやりたいことです。
しかし、剥くのに1歳は遅すぎました。

むきむき体操で剥けた次男と三男

そんな長男の経験から、次男は早くから剥いてあげなければと思っていました。

相変わらず産院では何の指導もありませんでしたが、
長男の時から4年がたっていた時代の流れなのか、私が、その話題に敏感になっていたせいなのか、
育児雑誌でも「むきむき体操」なるものを、よく目にしました。

最初の1カ月は沐浴なので、ベビーバスを使っていた私は両手が自由にならず、
剥き始めたのは、産後1カ月がたって、一緒にお風呂に入るようになってからでした。
長男のお陰で、少しコツを得ていたのもあるかとは思いますが、
毎日少しずつ剥き続けると、ある日スルっと全て剝けたのです。
割けることも血が滲むことも痛がることも全くありませんでした。

ただ、数回、剥いた皮を戻すのに手間取ることがありました。
嵌頓包茎(かんとんほうけい) といって、
そのまま放置するのは、とても危険だと聞いていたので、
焦って戻そうとすればするほど、先端が赤黒く肥大して、全く上手くいきませんでした。
何とか無事に戻すことが出来、難は逃れましたが、むきむき体操をする際は、
「皮を戻さなければ嵌頓包茎になって危険」という認識だけでは無く、
「嵌頓包茎になりかけた場合への対処法」を必ず学んでから取り組むことをオススメします。
さて、そんな2人の後の三男ですから、もちろん彼は次男と同じように、
産後1カ月から剥き始め、難なく剥くことが出来ました。

剥くなら時期を間違えないで!

剥くのであれば、乳児期に!これは間違いないと思います。
では、絶対に剥かなければならないのかというと、
3人の息子のオチンチンを剥いた私でも、全くそんなことはないと思います。
転勤に伴い、色々な地の小児科の先生、ママ友の話を聞きましたが、剥いていない子も多くいますし、
特に小児科の先生では、剥くことを反対もしないけれど、推奨する先生は少ないといった印象です。

現在の3兄弟

さて、我が家は剥いた身なので、このまま毎日お風呂の時には剥いて洗うことが必須です。

今では、3人ともに、自分のオチンチンは自分で皮を剥いて洗っています。
洗い方については、同性のパパにお任せしましたが、
「オチンチンは大事な部位で、綺麗に保たねばならない!」ということは伝えられたと思っています。
また、毎日お風呂で自分の目で確認するので、
何かしら気になることがあると、きちんと伝えてもくれます。
そういう意味でも、我が家は剥いて良かったと思っています。

男の子ママにとって、男の子は異性であり、理解に苦しむこともこれから沢山出てくるかなと思います。
まずは、その第一歩だったのかなと思う、我が家の経験です。

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3人の怪獣のママ

3人の怪獣のママ

大阪府

現在は大阪府在住ですが、全県転勤ありの転勤族の夫と結婚して12年。元気が取り柄の小4の長男、おそらくHSCのために繊細な年長の次男、ひょうきん者な年少の三男と3人の子宝にも恵まれました。楽しくも、手探りで毎日奮闘するアラフォーママの生活をお伝え出来たらと思います。

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