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年の差育児|平等よりも公平なサポートを

くまさんくまさん

年の差育児をしていると
どちらにも平等に接しなければいけない
与えなければいけない
などと思うことも多いですよね。

しかし、この平等という言葉。
子育てにとって
どうもいいことばかりでは、なさそうなのです。

今回は、年の差育児における
「平等」のあり方について
私が考えていることをお話したいと思います。

平等って本当にいいこと?

私が「平等って何だろう」と、ふと考えるようになったのは、
下の子が生まれた2年半前のこと。
両親から
「お姉ちゃんも習い事を3つしてるんだから、○○ちゃん(次女)にも同じだけやらせないと可哀想」
「お姉ちゃんも七五三は2回やったんだから、○○ちゃんも2回やるんでしょ?」など、
ことあるごとに平等を意識するようなことを言われてからでした。

おもちゃ・おやつ・洋服など、両親は何かにつけて平等を訴えます。
しかし、個性や発達の度合いも違う姉妹に
同じだけの物(量)を与えるのは、本当にいいことなのでしょうか。

平等は個性を邪魔することも

発達障がいを抱える長女は、物をまったく大切にしません。
物を買って満足し、すぐに無くしては(大体どこかに落ちている)、
新しい物を買います(祖父母に隠れてねだる)。

一方、次女は、物をとても大切にする性格で、
どこで誰に買ってもらった物なのかなどを詳細に記憶しています。
おもちゃが汚れれば落ち込み(拭いてとお願いしてくる)、
壊れたらテープで補強するような子です。

しかし、お姉ちゃんは、おもちゃが汚れたらすぐに捨ててしまいます
(汚れたらお終いという強いこだわりがある)。

長女の強いこだわりに寄り添い、
次女の物を大切にする長所を伸ばすためには、
平等に物を与えていくことがいいことだとは限らない。

私は、そう思うようになりました。

平等よりも公平なサポートを

では、個々の性質や発達の度合いに寄り添いながら
年の差育児をするには、何が必要なのか。

それは、公平なサポートです。

例えば、動物園でサルを見ようとしたとき、
塀が高くてよく見えなかったとします。
12歳の長女と2歳半の次女に
平等に踏み台を1つずつ渡したとしたら、
2歳半の次女には、サルが見えません。

では、2歳半の次女に合わせた数の踏み台を
12歳の長女にも与えてみたら、どうでしょうか。

今度は、長女にとって高すぎる踏み台になってしまいます。
これは、メンタープログラムの中でよく出てくるお話ですが
歳の差育児においても大変役立つ考え方です。

つまり、同量の物やサポートを与えるのではなく、
個々の性質に合わせたサポートが必要ということを訴えています。

平等=同量の物やサポートを与える
公平=同じ割合になるようにサポートする

ということが大切ということですね。

歳の差育児で心がけたいことは、
無理に平等を意識するのではなく、
その子が必要とするサポートをすること。

お姉ちゃんが習い事を3つしていたからと言って
妹に3つさせる必要はないわけです。

本人がやりたいと言ったことをさせてあげる。
公平を意識した関わり方が重要なのだと思います。

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くまさん

くまさん

東京都

東京在住のワーキングマザー。現在、第3子妊娠中です。発達障がい(ADHD)のある小学6年生と2歳児の子育てをしています。これまでに経験した、出産・結婚・離婚・再婚・ステップファミリーなど、さまざまな体験をもとに、記事を執筆していきます。