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約6割が二人目不妊を経験?!~不妊治療について~

tomotomo

さて、今回は前編~自分の身体を知る為に~の続きです。
1人目は自然に授かったのに2人目がなかなか…というケースは珍しくないというお話をさせて頂きましたが、
年齢の経過とともに体の生殖機能はどうしても衰えていきます。
中には妊娠しにくくなる何かしらの病気や原因が潜んでいるかもしれません。
または、そもそもセックスレスで…という場合もありますよね。
不妊の原因は、なにも女性側だけではなく、男性側の要因、また男女共の要因が考えられます。

もし、不妊に悩みこの記事を読んでくださっている方がいたら、子供が出来ない事で決して自分を責めないで欲しいです。
この記事では、まず受けて欲しい検査の事。そして不妊治療がどういうものかを、私の体験をもとにご説明していきます。

①夫婦で検査を受けよう

不妊治療と言うとどうしても女性だけが治療を受けるイメージがありますが、先程お伝えしましたように、原因は男女共に考えられます。
その為まず事前検査には是非ご夫婦で参加して頂きたいのです。
検査は、不妊治療専門クリニックや、婦人科、男性の場合は泌尿器科などでも受けられますので、お近くで総合検査が出来るところを探してみてください。

検査の内容は大まかに

・感染症検査(男女共)
・子宮頸がん検査(女性)
・超音波検査(女性)
・子宮卵管造影剤検査(女性)
・精液検査(男性)

等があり、保険適用外の検査もありますので、それぞれにかかる費用は検査を受けるクリニックで確認して下さいね。

1)超音波検査

子宮筋腫や卵巣腫瘍などが無いか、卵胞の数や大きさ、内膜の状態など異常が無いかチェックします。

2)子宮卵管造影剤検査

卵子等を運ぶための卵管が詰まっていないか確認するための検査です。
両側の卵管を造影剤で押し流す事により卵管が奇麗になるので、
この検査後半年間は妊娠しやすいゴールデン期間になると言われているんですよ!

3)精液検査

男性が一番嫌がるのがこの検査でしょう。
専用のキッドを貰い自宅で採取したものを持ち込む方法か、クリニックの個室にて採取する方法があります。
この検査によって、精子の数に問題は無いか、奇形はないか、運動率はどうかなどが分かります。

これらの検査により、妊娠しにくい原因が必ず特定できるという訳ではありませんが、
私達夫婦の場合は私に、そして主人にも自然妊娠では厳しい原因がはっきりと分かりました。
検査結果を聞いた後は、原因があった事に対するショックよりも、
モヤモヤとしていたものがはっきりと分かり、治療すれば妊娠できる!という希望や決意の方が大きかったです。

②不妊治療は赤ちゃんへの近道

検査を終えて、私達の場合主人はまず生活改善やストレスを溜めないようにする指導がありました。
精子の状態はその日の体調や体の健康状態に大きく関わるからです。
不妊治療の流れはざっくりと以下のような順番で進みます。

1)タイミング法

基礎体温表や超音波検査を用いて専門医の判断の元、排卵日の予測を立て、夫婦生活(性交渉)を持つタイミングを教えてくれます。

2)人工授精

採取した精子の雑菌などを取り除いた状態で、排卵日に合わせて子宮へ注入し、自然妊娠を促します。

3)体外受精(体外受精)

卵胞の成熟度合いが適した状態になったら「採卵」し、そこへ同じく採取した精子をふりかけて自然受精を促します。
受精したら子宮内へ受精卵を戻し、着床を待ちます。

4)体外受精(顕微授精)

自然受精が難しいと判断された場合、採取した精子の中で最も優秀な精子(形、元気の良さなど)だけを選別し、
採取した卵子の中へその1匹の精子を人工的に注入します。
無事受精が確認出来れば、子宮へ戻し着床を待ちます。

私たち夫婦は、上記治療の24を行いました。
人工授精から顕微授精へのステップアップは、費用的にも、心身の負担からもかなりハードルの高いものでしたが、
私たちの場合は自然受精も難しいとの判断であったため、人工授精を3回チャレンジしたのち、早めに顕微授精への切り替えを決断したのです。
そして幸いにも顕微授精1回目で成功、無事に妊娠、出産という経過を辿ることが出来ました。
私の個人的な考えとしては、各治療法がなかなかうまくいかない時は、早めのステップアップを検討されてもいいのかな、と思います。

体外受精の高いハードルの一つである費用面において、診察代、薬代、採卵・移植手術代合わせて数十万~100万円近くかかる体外受精ですが、
不妊治療支援事業においての、助成金や保険適用についてもお話しますね。

③特定不妊治療助成金及び2022年からの保険適用

現在は体外受精(顕微授精含む)や男性不妊の治療費は保険適用外となっており、
かなりの金銭的負担がかかってしまう為、支援事業の1つとして「特定不妊治療費助成制度」というものが設けられいます。
諸条件等ありますが、こちらの制度を使って申請すれば初回の治療においては30万円の助成金がおります。
各都道府県、自治体により条件等が多少異なる場合がありますので、ご自身のお住まい地域での制度内容を良くご確認ください。

また昨今不妊治療に取り組む夫婦が増えたことにより、2022年4月よりなんと体外受精、及び男性不妊治療がついに保険適用になりました!
もっと早く保険適用にして欲しかった!!と私としては切に思いますが、
これから不妊治療を考える方々にとっては、大きなハードルが1つなくなり嬉しいです。

費用以外にもお仕事の都合により通院が難しかったり、ダメだった場合の心身負担が大きかったりと
様々な苦労が付いて回る不妊治療ですが、それでも自分の身体と向き合い、治療を続けることが、
1日でも早く赤ちゃんがお二人の元へやってきてくれる事へ繋がっていると思っています。

今モヤモヤと悩んでいる方がいらっしゃったら、是非ご夫婦でよく話し合い、赤ちゃんを授かる為に出来る事、
そして「不妊治療」という方法とも向き合って検討してみてくださいね。
きっとそれを乗り越えた先に、より一層強くなったご夫婦の絆と、お二人の可愛らしい赤ちゃんの誕生があると願っています。

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tomo

tomo

大阪府

大阪在住、お調子者で最高に甘えん坊の3歳男児育児に日々悩まされながら、第二子となる子供を妊娠中の30代主婦です。食育スペシャリスト、食生活アドバイザーの資格を持っているので、食の観点からのお役立ち情報や日々の育児奮闘紀を読んで頂けたら幸いです。

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