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母乳に起きた悲劇

ナオミナオミ

さて、双子弟くんの手術も無事に終え、一週間ほどでICUから乳幼児病棟に戻りました。入院中は、ほぼ毎日面会。朝、長女を保育園に送り出してから家の事を済ませ、母乳を絞れるだけ絞って保存。大分からヘルプに来てくれている母親が「弟くんが退院するのを見るまでは帰れん!」と滞在を延長してくれたので、母親に双子兄を託して病院へ向かいます。
真夏に片道90分の道のり、更に夜は双子兄の夜泣きで寝不足だったので、面会といっても元気なのは前半だけ。沐浴、ミルク、お薬など済ませて落ち着くと、「ピッ…ピッ…」というモニターからの電子音が心地よく響きます。後半はほぼほぼ寝ていました(汗)。
そんな面会生活を送っていたある日、忘れられないショックな出来事が起きます。

もしかしたら、「育児あるある」なのかもしれませんが、これからママになる方は是非私の失敗を参考にしてください。

私の母乳が…

朝搾りの母乳は、私が面会に行っている間にお兄ちゃんがいつも飲み干していたので、冷凍や冷蔵で保存していた母乳の扱いは母親に任せていました。電子レンジなり湯せんなりして温めていたのだと思います。
その日は面会を休んで家に居ました。昼間、お兄ちゃんがお腹をすかせて泣いた時に、まだ搾り置きしていた母乳があったので「これ使ってしまおう。」となりました。

「湯せんか…、時間かかるな。レンチンでいこう。」
哺乳瓶に母乳を注ぎ、電子レンジへ。
「はて、何分くらいだろう??」
新生児の飲む量なので、確か40~60㏄くらいだったと思います。
「とりあえず…2分くらいかな。」
そんな少量の液体を電子レンジで温めたことが無いので、気持ち短めにセットしたと思います。(もしかしたら5分くらいやってもうてたかも…汗汗)

しばらくして、どんな感じかな?と電子レンジを覗きこんだ私は、目の前の光景に凍りつきます。我が子に飲ませるはずの私の母乳が、グツグツと大きな泡を立てて、完全に沸騰していました。もう救いようのないくらいの、完全な沸騰でした。

凍りつく私、煮えたぎる母乳…。
「どうしてこんなことに…。」

いや、完全に設定ミスなのですが(汗)。ショックでしばらく放心状態でした。
今まで経験したことのない不思議な痛みを胸のあたりに感じました。自分の体の一部が傷つけられているような、切なさと喪失感とが混ざった感覚。なんてこった…。

夜、旦那にそのことを話すとめっちゃ笑われましたが、私にとっては二度と経験したくない苦い経験となりました。ちなみに、15秒とか20秒とかでいいみたいです。様子を見ながら温めましょう。

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ナオミ

ナオミ

大阪市

大分出身。旦那とは職場で知り合い10年前に結婚、翌年長女を出産。あれよあれよという間に双子を含めた4人の子供を出産しました。現在は専業主婦。今年小学校に上がった双子男子に、まだまだ振り回されながらも、4人の子育てを楽しんでいます。出産・育児、保育園、お出かけエピソードなどなど、私の育児奮闘記が皆様の出産や育児のお役に立てればと思い、記事を書いていこうとおもいます!

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