仕事で挑戦したい気持ち
3人姉弟と生活しながら、アパレルの仕事を続けていました。
仕事も保育園生活も安定してきたころ、今後の生活力をもっと安定させるために、もっとその道を極め、育児をしながらもっとバリバリ働いていかなければならないと感じていました。
視野を広げるために、「もっと広い世界に」という野望も抱えていたので、同じ職種で転職をし、じいじとばあばが生活に協力してくれることとなり、午後から保育園のお迎えなどお願いしていました。
しかし、気持ちばかり大きすぎて、その転職はうまくいかなかったのです。
小学生は、保護者としての役割が多い
転職をしてから、次の年に長女が小学校1年生になり、「やっと小学生!」と喜んでいたのもつかの間でした。
入学から約1ヶ月の下校時は付添いもしくは途中まで迎えにいかなければならなかったり、急に入ってくる学校行事のためにスケジュール調整をしたりと、心落ち着かない日々が続きました。
いろんな考えが頭の中をグルグルしているせいで、3人分の持ち物などに気を配っているつもりが、ちゃんと準備できておらず忘れ物をしていることが多々ありました。嫌になることもしょっちゅうありました。
そんなことが教訓となり、過ぎた過去はクヨクヨせず、2カ月先までのカレンダーをしっかりとうめていくようになりました。
離れる時間が長いほど、子供に寄り添えない
スケジュール調整ができるようになっても、そのスケジュールは子供主体ではなく、「仕事」と「学校」のことばかりで、1日の中で子供との時間は結局つくれずにいました。
職場までの移動も含め、1日中仕事をしていて、朝か寝る前のほんの少しコミュニケーションをとれる時間があるくらいでした。帰ってくると一番下の息子が私の布団で寝ていたなんてこともしばしば。
じいじとばあばがいましたが、子供たちは片づけができなかったり、宿題しなかったり。
これから大事な時期に両立できていないことに悩んだことで、この転職はまだ早かったという結論をだし、パートとして自宅近くのカフェへ転職しました。
家からも近い、シフトの融通がきくというのは好条件でした。時給は安いので、シングルマザーにはあまりおすすめできませんが、実家に住ませてもらっているという条件でしたら、パートのシングルマザーも少なくないようです。
成長していくうえでの躾やコミュニケーションは、やはり親が必要です。
例えば今、小学生の息子が部屋を全然片づけないのは、私が教えてあげていないからだと感じています。
そんなことのために一緒にいる時間がまだまだ必要ですので、子供たちがそれぞれ自ら判断ができるようになるまでは、今は子供のための時間を沢山つくってあげてください。
ちゃんみき♥
埼玉県
36歳、三人の子供のシングルマザーです。一番下が生まれてからすぐに離婚を経験し、シングルになって10年になります。 そんな中でもみんなたくましく成長し、ケンカしながらも絆の深い家族です(私の妄想かもしれませんが・・)。 "子供と同じ目線に立ってみる"ことを大事にした子育てをしています。思春期の娘、反抗期の息子たちにまだまだ手をやいていますが、これまでの経験をもとに、子育て中のみなさんと同じ気持ちであったり、新しい情報としてお役に立てればとおもいます!