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休校中で明るみに出た小学生の自宅学習の重要性!学童を休んだ我が家で起きたこと

よねよね

全国の小学生のお父さん、お母さん、お疲れ様です!3ヵ月続いた休校に一応の目処がつき、ホッとされているでしょうか?

我が家には小学3年生の一人娘がいますが、3ヵ月間学校、学童に通わせずに自宅で過ごさせました。夫の仕事は通常通り。そのため、自宅で仕事をしている私が娘の自宅学習をフォローしました。

休校以前、娘は学童に通っていて、帰宅は6時30分ごろ。自宅学習では宿題の丸付けくらいしかやっていませんでした。低学年ということもあって、それでもなんとかなるだろう、へたに手をだすのも授業の妨げになるとすら思っていたのです。

しかし、3月から私の隣で娘が勉強するようになって、私の自宅学習への認識は一変しました。

学校マジック“分かったつもり”させるの罠

子供がどこまでできているのか、どこを理解していないのか。実のところ私は把握していませんでした。宿題やテストでのできを見て、「間違いもあるけど、だいたい分かっているのかな」と思っていたのです。たぶん休校がなければ、3年生の間、特別自宅学習はしなかったでしょう。

長期間の休校によって、私の隣で娘が勉強するようになると嫌でも娘の学習状況が見えてきました。例えば娘の場合、算数の時刻の問題が苦手で、学校の授業だけでは理解しきれていませんでした。時間の概念も曖昧な状況で青ざめたくらいです。ところが、教わった解き方で、機械的に解いている宿題やテストの問題ではそれが分かりませんでした。しかし、ちょっとひねった問題をやらせると途端にまったくできくなる……。

時刻の問題は、3年生の初めに2年生の復習として勉強します。休校がなければ、そこで勉強していても、理解しきれなかったでしょう。それでも、なんとなくできたような気になって、私も気づくことなく終わっていたように思います。

小学3年生の問題はまだ単純なので表面化しませんが、高学年になると、そうした取りこぼしは隠しようもなくなるでしょう。しかし、子供の勉強を自分でじっくり見ないと、なかなかそれに気づけないのです。大勢を見ている学校の先生にも期待はできません。

客観的に子供の学習状況を把握し、フォローするために自宅学習が必要

仕事のためでもありますが、私は一人っ子の娘に大勢の友達を遊んでほしくて学童に入れました。だから、子供が放課後もずっと勉強ばかりするのが良いとは思いません。

しかし、低学年だからこそ、学習状況を客観的に把握してあげて、フォローしてあげたほうがいいのだなと感じました。できること、できないことを分かってあげることがスタートなのだと。学習状況が分かれば、自分が教えるだけではなく、先生に相談することも可能になります。

今回の記事は、「当たり前じゃない?」と思う方もいるでしょう。しかし、学校にお任せ状態だった私には大きな気づきでした。とはいえ、私も仕事があり、今後どのように娘をフォローしていくかは大きな課題です。

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よね

よね

埼玉県

埼玉県出身。小学3年生、一人っ子の娘を育てる40代。フリーライターです。 母娘ともに趣味はミュージカル鑑賞。お芝居の台詞で会話をする親御です。女ふたりの機動力を活かして、お泊りで観劇にいくことも。 最近興味があるのは子供のIT教育。プログラミング教室へ体験教室に行ったり、記事を書いたりと勉強中です!