妊活や妊娠中に欠かせない栄養素として、積極的な摂取が推奨されている「葉酸」ですが
過剰に摂りすぎると良くないのをご存知ですか?
今回は、厚生労働省が定める葉酸の推奨摂取量
過剰摂取によるリスクについて解説した上で、おすすめの葉酸サプリを紹介します。
厚生労働省が定める葉酸の推奨摂取量
厚生労働省が定める葉酸の推奨摂取量は
以下のように、摂取時の状況によって違いがあります。
・妊活時期:1日640μg(マイクログラム)
・妊娠初期〜15週:1日640μg
・妊娠16週〜出産まで:1日480μg
・授乳期間:1日340μg
そのため、摂取時期に合わせて必要な葉酸の量を適宜見直すことが重要です。
サプリから摂取する葉酸の量はどのくらいが良い?
私たちは、通常の食事から291μg程度の葉酸を摂取していると言われています。
そのため、サプリから摂取する葉酸の量は推奨摂取量から291μgを引いた量に抑えるのがベストです◎
妊活期〜妊娠15週を目安にすると、1日あたり400μg程度ということになります。
過剰摂取によるリスクとは?
葉酸を過剰に摂取すると、サプリを摂取した本人や赤ちゃんに
以下のような副作用を引き起こす可能性があると言われています。
【サプリを摂取した本人へのリスク】
・亜鉛の吸収率低下
・神経症状の悪化
・発熱、吐き気、頭痛などの体調不良
・蕁麻疹や痒み
・むくみ
・不眠症状
【赤ちゃんへのリスク】
・皮膚疾患や呼吸器障害を発症しやすくなる(アトピーや喘息など)
葉酸の過剰摂取には、これらのリスクがあることから
サプリメントを選ぶ際は葉酸の配合量をよく確認するようにしましょう。
おすすめの葉酸サプリ3選
最後に、葉酸の配合量や添加物などに配慮したおすすめの葉酸サプリを紹介します。
管理栄養士推奨の無添加サプリ「ママニック」
出典:ママニック
「ママニック」は、厚生労働省が推奨するモノグルタミン酸型(合成葉酸)の葉酸を配合したサプリです。
葉酸の配合量は、400μgなので、1日に飲む量を守れば過剰摂取の心配もありません。
大麦若葉・ケール・桑の葉などの健康成分とツバメの巣・ヒアルロン酸・有胞子乳酸菌など
女性に嬉しい美容成分がたくさん配合されています。
男性の妊活に特化した「パパニック」も販売されているので、ご夫婦で試してみるのもおすすめです。
■公式サイト:https://mamanic.jp/yousan/
妊娠時期に合わせて選べる「プレミン」
出典:プレミン
「プレミン」は、妊活〜13週、14週〜出産、出産後授乳時
3つの時期に合わせて選べる時期別葉酸サプリです。
厚生労働省が推奨するモノグルタミン酸型の葉酸が
摂取時期の状況に合わせて以下のように配合されています。
・妊活〜13週:400μg
・14週〜出産:240μg
・出産後授乳時:90μg
■公式サイト:https://premin.shop/
コスパ最強◎安心安全の国内製造「mitete」
出典:mitete
女性たちの声から生まれた葉酸サプリ「mitete」。
つわりで匂いに敏感なママさんのために、原材料をコーティングしたり
錠剤の大きさを8mmに抑えたりするなど飲みやすく工夫されているのが魅力です。
美容成分などは、入っていないもののその分価格を抑えられているので毎日続けやすいサプリです◎
■公式サイト:https://464981.com/shop/r/r60/
■参考文献
厚生労働省:日本人の食事摂取基準(2020年版)「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書2019
厚生労働省:「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~」
lepeelorganics:「葉酸の効果と適正摂取量 不足と過剰摂取の危険性」
くまさん♥
東京都
東京在住のワーキングマザー。発達障がい(ADHD)のある中学生と、定型発達の保育園児、乳幼児の3姉妹を育てています。これまでに経験した、出産・結婚・離婚・再婚・ステップファミリーなど、さまざまな体験をもとに、記事を執筆していきます。