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偏食次男 vs 母

3人の怪獣のママ3人の怪獣のママ

偏食は突然始まった

我が家の次男は偏食です。しかし、離乳食はとても順調でした。

それが、2 歳を目前にしたあたりから狂い出しました。
苦手な物でも細かく切ったり餡掛けにしたり混ぜ込んだりと工夫してあげれば食べられていたはずだったのに、えずくようになったのです。
そして、それ以上頑張らせると、本当に吐いてしまう。
しかも次男は 1 度吐くと、それが引き金になり、それまで食べた物全てを吐いてしまう為、
次男がえずくと、それ以上は、どうしようもできない…という状況。
次男の偏食はどんどん加速し、バランス良く食べさせたい私のストレスもどんどん膨らんでいきました。

頑張るのをやめた

次男が吐く私はストレスを抱える次男は母の不機嫌を察知して委縮ますます食べられなくなる
という悪循環。

この悪循環を断ち切る為、私は頑張るのをやめました。決して匙を投げたわけではありません。
正しいママであろうとするのをやめたと言う方が良いかもしれません。
投げやりに諦めたわけてはなく、「工夫して、努力して、バランス良く食べさるのが母の務め!」という思い込みをやめたのです。

そして、週末、主人も一緒の食事の時など、こちらの気持ちに余裕がある時に、
主人が「1 口頑張ってみよう!」と促すようになりました。
頑張ってみてダメならば、無理強いもしない。でも挑戦はしてみる。
主人は息子達の背中を押すのが私よりも、とても上手なのです。
特に次男はパパが大好き!パパと一緒の方が頑張れるのです。

ワガママになる?

そんな状況を許したら、それこそ子供はワガママになるし偏食が進むと思うかもしれません。
確かに、子供が偏食無く食べられる姿は花丸で正しい姿です。
我が家の長男も離乳食では苦労しましたが、気付いたら何でも食べられるようになっていたので、
長男のような子しか知らなければ、私の目にも偏食は親の怠慢に映っていたかもしれません。

しかし、本当に食べられない子はいるのです。
それは、誰よりも子供自身が悩んでいることなのです。
甘えで食べないわけではないのです。
親が怒って食べられる子は、それで解決できますが、それが全ての子に当てはまるわけでも無いのです。

現に、次男は私が厳しくしていた時よりも、今の方がご飯を食べられています。
ニオイだけで吐いてしまう食べ物もありましたが、ニオイは、ほとんど我慢出来るようにもなりました。
むしろニオイがダメだったトーストを食べられるようになっています。
食事において、その子が、本当に無理なのか、単に甘えているだけなのかどうかは、パパママならば分かるはずです。
日常生活で何でもかんでも「いいよ、いいよ」と甘やかしているわけじゃなし、
食事を無理強いしないことがワガママに繋がるなどと決め付けず、正しいパパママでいなくちゃと、自分を責めないでください。

それでも、気にならないわけじゃない

もちろん、栄養バランスが気にならないわけではありません。
ここで、我が家の偏食王が喜んで食べてくれるレシピをご紹介したいと思います。

「お野菜ポテト」2 人分

皮を剥いたジャガイモ 1 個を茹で、潰し、マッシュポテトにします。

ニンジンを約 3cm 分擦りおろし中華出汁を混ぜてレンチン。

①に②と離乳食で使う野菜パウダーを混ぜます。
(野菜パウダーは緑黄色野菜や、レバーなど、栄養素が色々あって便利です。パン好きの子には野菜パウダーをホットケーキミックスに混ぜて焼くのもオススメです。)
片栗粉をマッシュポテトの量の 1/3 くらい加えて、ひとまとめになるまで混ぜ合わせます。

ピンポン玉くらいの大きさに丸めた後でぺったんこに潰します。その時の厚みでカリカリ具合が変わるので、お好みの厚さを探って下さい。

油で揚げるか、少し多めの油で揚げ焼きにします。

塩をふって完成です!塩の代わりに生地にコンソメを混ぜたり、青のりを混ぜ込むのもオススメです。

まだまだゴールが見えない、偏食王と母の戦いですが、それでも次男は元気いっぱいです。
親として正しいことは、勿論大事ですが、それで親子で疲れてしまうより、
少しリラックスして食事に向き合ってみませんか?

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3人の怪獣のママ

3人の怪獣のママ

大阪府

現在は大阪府在住ですが、全県転勤ありの転勤族の夫と結婚して12年。元気が取り柄の小4の長男、おそらくHSCのために繊細な年長の次男、ひょうきん者な年少の三男と3人の子宝にも恵まれました。楽しくも、手探りで毎日奮闘するアラフォーママの生活をお伝え出来たらと思います。

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