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子どものスマホ 高額請求を防ぎ、安全に使うには?

よねよね

我が子は小学3年生。そろそろ1人で近所の友達のところに遊び行ったり、習い事に行ったりしてほしいお年頃です。

そこで、私が以前使っていたiPhone5c を娘に与えることにしました。この機種なら万が一壊されても悔いはないと思ったのです。

しかし、スマホはなにかと子どもに使わせるには不安な面も。

今回、我が家が娘にiPhoneを与えるにあたって行ったことをご紹介します。

私が子ども携帯ではなく、スマホを選んだ理由

子どもとの連絡ツールとしては子ども携帯という選択肢もあります。子ども携帯は、子どもの位置確認、連絡用に特化したもの。インターネットが使えないので、有害なサイトからも子どもを守れます。

基本料金も450円~1,500円。一見お手軽ですが、問題は通話料金です。子ども携帯は大手3キャリアの製品なので、そもそも親が3キャリアのスマホを使用してないとお得なプランで契約できないこともあります。他のキャリアの場合、通話料金が割高なことも。

我が家は格安スマホに乗り換えたので、料金面に不安のある子ども携帯は選べません。

また、既にパソコンを使わせているので、せっかくだからインターネットを活用してほしいという思いもありました。

子どものスマホトラブル

子どものスマホトラブルはまず課金です。ゲームのガチャ、アバターなど、お金を使わせる魅力的なアプリがたくさんあります。一回一回は少額でも、積み重なると大変なことに。数10万円の請求があった例も。

子どもに見せたくない有害サイト、匿名の危険人物とつながってしまうSNSや出会い系サイトもあります。小学生の女の子がSNSを通じて知り合った男に誘拐された事件も記憶に新しいです。

子どものiPhoneの使用制限、フィルタリングの方法

子どものスマホを管理する前に、子どもにスマホが持つ危険性をきちんと話すことがまずは大切だと思います。

しかし、その上で、子どもスマホの機能を制限、フィルタリングも必要です。18歳未満の場合、インターネット上の違法・有害情報から青少年を守るためのサービス、フィルタリングを提供することを携帯電話事業者は、法律で義務付けられています。

店頭で子ども用のスマホを購入する場合、必ず店員の方が設定するようです。格安スマホでもフィルタリングのサービスをオプションで提供しています。

我が家の場合、古いiPhoneに自分でsimを入れるので、設定は自分で行う必要がありました。娘のsimの会社はmineoですが、iPhoneに対するフィルタリングサービスはこの会社では提供していません。

しかし、iPhoneならiPhone自体にフィルタリングの機能があります。

ファミリー共有で課金を管理

iPhoneには“ファミリー共有”という機能があり、それによって子どものアプリのダウンロードや課金を管理できます。子どもがダウンロードや課金をする際に親の承認が必要になり、危険なアプリを避け、過剰な課金を避けることが可能です。

スクリーンタイムで使用制限

さらに便利なのがスクリーンタイムです。子どものスマホが使用できる時間帯を自動で管理し、インターネットに限らず、テレビやアプリなどのフィルタリングを行います。

因みに、スクリーンタイムは、娘のiPhoneでは適応されていません。フィルタリングについては娘のiPhoneを直接操作して事前に機能制限してから渡しました。この場合、アプリの購入やインターネットの使用制限は可能ですが、時間帯の制限はできません。

子どもがスマホを使いすぎることが大きな問題となっているので、中学生や高校生はスクリーンタイムでの制限は必要かもしれません。

連絡ツールとして申し分ないが、手軽さゆえに与え方が難しい

娘にiPhoneを与えたことで、習い事など外出した際など、格段に楽になりました。いつでもどんな時でも連絡が取れるというのは、本当に助かります。

しかし、iPhoneを使いこなせているかというと大きな疑問が。アクセス制限したとしても、長時間子どもをインターネットに興じさせるわけにはいきません。

視力の問題もありますし、我が家の場合、例えばせっかく電車での時間は読書にあてているのに、それがスマホにすり替わるのは避けたいです。さらに我が家は子どもにパソコンを与えているため、家でスマホを使用することはありません。

そのため、限られた時間しか使用許可を与えられず、結果的に今のところiPhoneはほぼ連絡用としてのみ使っています。宝の持ち腐れといえばそうかもしれません。

そして、小学生の場合、LINEが使えません。子どものための便利で安全なLINEのようなツールがあれば、子どもたちも安心して楽しく友だちと連絡が取り合えるのにと感じます。子どもは使うなではなく、子どもでも安全にというものがあったらいいですよね!

子ども持ち物なら頑丈さは必須だった…

また、満を持して与えたつもりのスマホですが、予期せぬトラブルが…。

なんと、simを入れたその日に、娘はリップスティックに乗ったままスマホを操作。アスファルトに落とし、いきなり画面に大きなヒビが入ってしまったのです。

子ども携帯は、非常に頑丈で水にも強いです。なるほど、子どもにもたせるならそうあってほしいですね。

ガラス交換をし、機能は問題ないですが、出費が痛かったです。皆さん、子どもにスマホを与えるときは、丁寧に扱うという注意をお忘れなく!

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よね

よね

埼玉県

埼玉県出身。小学3年生、一人っ子の娘を育てる40代。フリーライターです。 母娘ともに趣味はミュージカル鑑賞。お芝居の台詞で会話をする親御です。女ふたりの機動力を活かして、お泊りで観劇にいくことも。 最近興味があるのは子供のIT教育。プログラミング教室へ体験教室に行ったり、記事を書いたりと勉強中です!