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ワーママ歴7年の私が実践。会社での立ち回り術と休む時の心得

ともちんともちん

夫婦共働き、実家は両家とも遠方で、頼れる親族は身近にいない、そんな環境でワーママ歴7年を迎える私が、同じような状況で悩んでいる方の少しでも支えになればと思い、この記事を書いています。

【感じるべきは[罪悪感]ではなく[感謝の気持ち]】

長女は1歳、次女は0歳6か月から保育園に預けて仕事を再開しました。小さなときは数多くある保育園からの呼び出しコール。
我が家では、夫が多忙のため、どうしても母親である私がお迎えのための早退、そして看護のための休暇を取得することが多くなります。
体調不良になる子供に対して、「仕事のことばかり気にしてしまって申し訳ない」
穴をあけてしまう会社対して、「いつも中途半端で、申し訳ない。」
そんな仕事と育児の狭間でもがきながら、前に進んで来ました。

ワーママ歴7年目にして、ようやく、自分なりのスタンスを見つけることができ、最近ではようやく比較的心穏やかに両立できることができるようになりました。そのスタンスとは、「感じるべきは罪悪感ではなく感謝の気持ち」とういうことです。その言葉の意味と、具体的な方法について少しだけ書いていきたいと思います。

会社での立ち回り術

1.子供を言い訳にしない

子供がいるからできません、子供のお迎えがあるからできません、そういった言葉は事実であったとしても会社では使わないようにしていました。子供を言い訳に使うのは、子供にも失礼だし、会社の人にとっても気持ちよくないものだと思うのです。なので、あくまでも客観的に、自分の業務量と、自分の勤務可能時間との兼ね合いをしめして、あまりにもキャパ越えをするようなら早めに相談をするようにしていました。

2.会社での感謝の気持ちは必ず言葉などで表す

突然の早退、お休み、そんなときは誰かに少なからず負担を与えていると思います。自分が抜けたときに、フォローしてくれた上司、同僚、後輩に対して、必ず感謝の気持ちを伝えるようにしていました。それは時には言葉であったり、ちょっとしたプレゼントであったり、イベントの企画だったり、色々な形で表現していました。
この感謝の気持ちについては、自分が休んだ時に限らず、日常的に小さなことでも、しっかりと伝えるようにしていました。私もそうですが、何も見返りは求めてないとはいえ、感謝されたり、褒められたりして、自分のしていることを認めてもらえるのはうれしいものですから。
 

3.情報共有と日頃のコミュニケーションが必須

いつ何時休んでも、仕事への影響を少なくするため、日頃の行いがとても大切になってきます。私の場合は業務に関係する人には、常に情報共有をして、自分の仕事の進捗などを分かるように工夫していました。具体的には、メールにはccを入れたり、自分なりの進捗管理表を作成してそれを共有できるよう周囲を巻き込むようにしたりしていました。あとは、ランチなどに誘って、そういったときに直接、懸念事項などを自然と共有するようにしていました。こういった日々の小さな積み重ねが、休んだ時の負担を減らしたり、業務を円滑にできるコツだと思っています。

4.プライベートもほどよく交流する

これは賛否両論あると思いますが、私はプライベートでも適度な距離を保ちつつ交流するようにしています。機会があれば自分の子供も連れて行って、直接会社の人に紹介もしています。少しでも顔を知っていると親しみがわき、子供にまつわるコミュニケーションも比較的スムーズにいきやすくなるような気がします。

休み時の心得

1.子供がいるから休んで当然と思わない、感謝の気持ちは必須

子供がいるからといって、休んで当然とは決して思わないことです。たくさんの人に感謝の気持ちを忘れずに休暇中は過ごしていました。そして、出社後、全力でお礼をします。そして誰かが困っているときは気持ちよくフォローに入るようにしています。

2.休んでいる間に、人がしたミスを人のせいにしない

休んでいる間に、少しのミスが生じることもありましたが、決して人のせいにしないようにしています。自分の引継ぎが甘かったことも要因の一因にあるので、事情説明などは必ず自分で責任をもって行います。

3.子供にも、会社にも罪悪感を感じるのではなく、感謝の気持ちにフォーカスする

ワーママ初心者のときは、この罪悪感というのがぬぐい切れず、とても苦しい時期がありました。大事なときに限って熱を出す子供に対して、「なんでこのタイミング?」と思ってしまう自分に対しても、大事なときに穴をあけてしまう会社に対しても申し訳ない気持ちでもう、どうしようもなくなったこともありました。しかし、罪悪感は何も生まないことに気づき、悲しくて辛そうな顔をしている自分より、毎日笑顔でいる自分の方が、一緒に働く人にとっても、子供にとっても何倍も気持ちのよいことだと思うようになりました。そのために、感じるのは罪悪感ではなく、感謝の気持ち。そういった気持ちで日々を過ごしています。

結局は人と人の信頼関係が全てなんですよね。日頃から小さなことにも感謝の気持ちをもってしっかりそれを伝える、それだけで、円滑にいくこともとても多いです。今すぐにできることですから、「ごめんなさい」より「ありがとう」の回数を増やして、これからも楽しいワーママライフを送っていきたいと思います。

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ともちん

ともちん

埼玉県

神々の国・島根県出身。田舎者ですが、慣れない東京で奮闘するワーママです。夫婦共働き、実家は遠方で、頼れる身近な人は近くにいませんが、はちゃめちゃな7歳3歳の娘とおおらかな夫と家族4人で毎日楽しく過ごしています。ワーママ歴7年。色々なことに悩み、葛藤してきた私の経験が少しでも誰かの役に立ちますように。