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子ども時代に体験させたい!劇団四季の「こころの劇場」を私がおすすめ理由

よねよね

新型コロナウイルスによって舞台芸術は大きな打撃を受けましたが、7月より席数を減らし演出を変更するなどの対策をおこない再開する動きがあります。

日本で最大の公演数をこなしてきた劇団四季も7月14日より再開予定です。

四季といえば、ディズニーミュージカルの『ライオンキング』『アラジン』、現代のモーツァルトと呼ばれているアンドルー・ロイド・ウェバーの『CATS』『オペラ座の怪人』などが有名ですが、「こころの劇場」の活動をご存知でしょうか。

こころの劇場は子どものために作られたミュージカルの上演をおこなう、四季の社会貢献活動です。北は北海道、南は沖縄と全国の劇場で上演しており、私も子どもを連れて毎回地元の劇場で楽しんでいます。

今回は「こころの劇場」の素晴らしさをお伝えしたいと思います。

大人も子どもも楽しめて感動できる!四季クオリティ

“大人も子どもも”というのは簡単なようで難しいもの。子どもには複雑すぎる物語は理解できないし、かといって、単純すぎる物語では大人には面白くありません。こころの劇場は、この難しい課題をクリアーしています。幼児も楽しめますが、何度も観にくる大人たちもいます。

こころの劇場で上演されているのは『はだかの王様』『カモメに飛ぶことを教えた猫』などの童話や児童小説ですが、大人も退屈することはありません。まずオーディションを勝ち抜き、訓練を積んだ俳優さんたちの演技、歌、ダンスは圧巻です。さらに、日本最大の劇団だけあって、舞台セット、衣装のクオリティも申し分ありません。ロングランしている大人向けの舞台に見劣りすることのないレベルなのです。

感受性豊かな子ども時代だからこそ、小さな子でも楽しめるけど、本格的な舞台芸術でもあるミュージカルに触れてほしいと思います。

赤ちゃんでもOK!親子でリラックスして楽しめる

子連れで劇場に行くことをためらう方は多いと思います。子どもが泣き出したり騒いだりして周囲に迷惑かけるのではないかと心配ですね。こころの劇場はたくさん大人も観にきていますが、子ども向けの演目なので年齢制限は設けられていません。ママパパのお膝の上での観劇もOKです。

私はこころの劇場には友達を大勢誘いますが、とれた席によっては小学生は大人たちと離れて座らせることもあります。小学生くらいだと夢中になって観ていますし、赤ちゃんが泣いてしまったらそっと席を外せばいいだけです。子連れが基本なので嫌な顔をされることはありません。
大人が観る演目の場合、物音ひとつ立ててはいけないような緊張した雰囲気もありますが、子ども向けであるこころの劇場では観客もみんなリラックスしています。

こころの劇場はコスパが本当に最高すぎます!

こころの劇場は本当にお安い!と思います。
四季が本気で作ったミュージカルを大人料金はS席が6000~7000円、子どもはその半額です。最前列であってもです!
参考までに、ライオンキングのS席は11,000円。最前列の場合、子ども料金の設定はありません。

こころの劇場で印象に残っているのは、観劇に慣れているうちの子どもよりも、観劇初体験の友達の楽しそうな顔。一度誘った友達は次の年も必ずきてくれます。
こころの劇場もコロナによってたくさんの公演が中止を余儀なくされましたが、これからも全国の子どもたちに感動を届けてほしいと思います。

劇団四季 こころの劇場
https://www.shiki.jp/group/csr/kokoro.html
劇団四季では、現在クラウドファンディングで支援を募っています。
【劇団四季 活動継続のための支援】
新型コロナウイルスを乗り越え、再び演劇の感動を全国へ――
https://motion-gallery.net/projects/shiki-shien

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よね

よね

埼玉県

埼玉県出身。小学3年生、一人っ子の娘を育てる40代。フリーライターです。 母娘ともに趣味はミュージカル鑑賞。お芝居の台詞で会話をする親御です。女ふたりの機動力を活かして、お泊りで観劇にいくことも。 最近興味があるのは子供のIT教育。プログラミング教室へ体験教室に行ったり、記事を書いたりと勉強中です!