これまで、子連れで再婚①・②と題して夫との出会いから再婚までの流れやステップファミリーとしての歩みについて執筆してきました。
今回はその番外編として、私が再婚した後の周囲の反応や周りの人たちからかけられた言葉などを書いてみたいと思います。
おめでとう!心からの祝福の言葉
離婚した人が辛い結婚生活を送っていたかどうかに関わらず大抵の人は、普通誰かが再婚をすれば「おめでとう」と祝福の言葉をかけてくれるものです。
そして私も例外なく、たくさんの方から祝福の気持ちに満ちた言葉をかけて頂きました。
どんな言葉があったのか、以下に抜粋していきます。
・おめでとう!これから頑張って!
・ママ若いんだから、これからもっと幸せにならなくちゃね!
・一回で運命の人に出会うことって難しいから、離婚したってどうってことないのよ。今回、やっと出会えたのよ。
この他にも嬉しい言葉をたくさんかけて頂いたのですが、声をかけてくれた方のほとんどが40〜60代の女性で、長女の通う学童のスタッフや学校の先生、親族などでした。
では、20〜30代の女性の反応は、どのようなものだったでしょうか。
おめでとうはテンプレート?嫉妬に満ちた女たち
私の友人は20〜30代の女性がほとんどで、まだ結婚していない人や、シングルマザーの人も何人かいます。
そんな彼女たちが私にかけてくれた言葉は、どんなものだったのか以下に抜粋していきます。
・再婚するまでの期間短くない?どこで知り合ったの?
・えー、じゃあもうシンママじゃなくなっちゃうね。
・子ども可哀想じゃない?再婚相手にイタズラされるのとか心配じゃないの?
・娘ちゃんにパパとられちゃうね〜。娘ちゃん可愛いから危険だよ!
シングルマザーという境遇で共に頑張っていた人からかけられたのは、明らかに妬みと取れるような言葉の数々でした。
自分も再婚を望んでいたり、彼氏がいたりするのにも関わらず、私が再婚した途端に、世間で起きた養父による児童への性的虐待のニュースを引き合いに出してくる人がいて驚きました。
それから、断るごとに「娘にパパ取られるよ〜」と言ってくる謎のシングルマザーの友人もいました(笑)。
私は内心「この人、昼ドラの観すぎじゃないか」と思っていましたが、私にとって彼女の言動はとても不快なものでした。
その他にも「シンママ会にはもう来ないでね」「旦那いるんだから困ってないでしょ」と冷たく言われてしまったり、祝福ムードは皆無と言っていいものだったと思います。
それと「誰かいい男紹介してよ!」「今度はお金持ちがいいんだよね」と、勝手に条件を付けてしつこく迫ってきた娘の同級生のお母さんもいました。
「自分が辛い時は、他人の幸せを素直に喜べない」そういうことって誰にでもあるのかもしれませんが、私はそうなりたくないと思います。
同志でいると見えないことが、立場が変化したことによって見えてくる。
そういうことって女性に多いものなのかもしれません。
再婚後、彼女たちとは自然と距離を置くようになりました。

くまさん♥
東京都
東京在住のワーキングマザー。発達障がい(ADHD)のある中学生と、定型発達の保育園児、乳幼児の3姉妹を育てています。これまでに経験した、出産・結婚・離婚・再婚・ステップファミリーなど、さまざまな体験をもとに、記事を執筆していきます。