悲鳴をあげる親たち…休校するならオンライン学習を!
今最も大切なのは、命を守ること。新型コロナウイルスの感染拡大を阻止すること。小学生の子どもをもつ親の多くはそう思っていますが、「子どもたちの勉強はどうなるの?」「このまま自宅で遊ばせるだけでいいの?」と不安になりますね。
海外では休校となってすぐにオンラインでの学習が始まったとの情報も。一方、日本の公立の小学校ではほとんど実施されていません。しかし、多くの企業が無料でオンライン学習の提供をしているので、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。
今回は、小学3年生の娘にオンライン学習をやらせてみた結果、感じたメリットをご紹介します!
1.自分のペースで学習できる
対面での一斉授業は良くも悪くも平等。子どもたちそれぞれ得意分野、不得意分野がありますが、一斉授業のみでは先に学ぶことも、ゆっくり学ぶこともできません。
オンライン学習では、子どもたちが得意、興味がある分野はどんどん先に進み、不得意な面はゆっくり、あるいは繰り返し学べます。
娘は算数の時刻の問題が苦手。1,2年生の範囲も少し怪しい感じでした。一方、意外にも3年生で初めて習う割り算の理解は早かったです。時刻はじっくりと、割り算は量は少なく応用問題をいったふうに、その子に合わせたさじ加減で進められるので取りこぼしが少なく済みますね!
2.隙間時間でも勉強できる
オンライン学習教材は、ものによりますが、大抵は1テーマ10分前後にまとまっているので、短時間で学習できます。子どもの集中力は年齢×10とも言われているので、これくらいがちょうど良いのかもしれません。
学習アプリなら数分あれば、ゲーム感覚で勉強できるので飽きっぽい子にもおすすめ。娘は漢字、アルファベットなどのアプリがお気に入りです。アプリは親の手間をかなり軽減してくれて助かります!
3.動画によって分かりやすくポイントを解説
先生の言葉、文字だけではなく、動画での解説はオンライン学習の大きなメリットです。動画のほうが子供の興味を惹きやすいのも良いですね。
特に理科や社会は動画があることでかなりイメージしやすくなります。不用な外出を自粛しなくてはいけない中、本来外で行う学習を自宅でするためにも動画は必要なように感じますね。
4.学習経過が分かりやすい
動画学習では学習履歴が残せるようになっていることが多いです。それによって、子どもの学習の進み具合が保護者にも把握しやすくなっています。
これは友達の経験ですが…友達が仕事に行った時にもメールで子供の学習履歴が届くので便利だったとのこと。出来不出来も客観的に分かりやすいようです。
5.丸つけの必要がない
プリントや紙の問題集の場合、けっこう負担なのが丸つけです。在宅勤務の方はもちろん、家事やその他の用事を中断しての丸つけは楽ではありません。
オンライン学習の多くが、子どもがクリックか入力すれば自動的に丸付けされ、解説までしてくれることも。とても助かります!
アプリでは漢字の書き順も判定してくれる便利なものも。面倒な単純作業であればあるほど、ITの強さを感じますよ!
6.パソコの操作を覚えられる
タブレットを自在に操る子どもは多いですが、パソコンのマウスやキーボードは扱うにはある程度訓練が必要です。普段からオンライン学習でパソコン操作に慣れておくのも良いのではないでしょうか。
我が家では、娘には3月からパソコンをレンタルして使わせています。当たり前のようにマウス、キーボードに触れるようになり、ワードで文字を打てるようになりました。“できる“が増えたことで世界が広がり、自信を持ってくれたように感じます。
4月以降にも引き続き、無料でできるさまざまなオンライン学習ツールが公開されています。学校再開しても活用できるのでぜひお子さんにあったものを探してください。
始めは親子共々手探りの状態ですが、時間がある時にゆっくり複数のサービスを試してみるのがおすすめです。
よね♥
埼玉県
埼玉県出身。小学3年生、一人っ子の娘を育てる40代。フリーライターです。 母娘ともに趣味はミュージカル鑑賞。お芝居の台詞で会話をする親御です。女ふたりの機動力を活かして、お泊りで観劇にいくことも。 最近興味があるのは子供のIT教育。プログラミング教室へ体験教室に行ったり、記事を書いたりと勉強中です!