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子供の得意を応援したい!娘に歌を習わせて思うこと

よねよね

習い事によって子供の得意なことを増やして、自信を持たせてあげたいというママ、パパは多いですね。「うちの子は何が好きなんだろう」「夢中になれることをさせてあげたい」それが何なのか悩む声も。

小学3年生の娘を持つ私も、子供の役に立つことよりも得意、好きなことをやらせたい派。娘自身も好きなことには熱中しますが、気が向かないことはおざなりになってしまうタイプ。苦手なことを無理強いしても成果は芳しくありません。

娘はピアノを4歳から習っていますが、不器用なのか、指先が思うように動かずあまり上達しません。しかし、先生が「〇〇ちゃんはとても耳がいいね。声もよく響いてリズム感も素晴らしい。歌をやったらといいと思うよ」と言ってくださいました。

確かに娘はカラオケにいくと、すぐに私が歌っていた歌をすんなり覚えますし、歌うのが好きなようです。不器用で幼いため、苦手なことも多い娘。だからこそ、本人に自信を持ってもらいたいというもあり、歌を習ってみることにしました。

合唱ではなく、個人レッスンを選択

小学生が歌を習うというと合唱という、選択肢があります。あまりメジャーな習い事ではありませんが、いくつか募集しているはずです。合唱ならば、正しい姿勢や発声、音程が学べます。しかも、みんなと一緒という協調性も身につくでしょう。

しかし、私のなかでは合唱という選択肢はありませんでした。何故なら、私は短い時間でも先生に娘だけを指導してもらいたいと考えたからです。

集団のレッスンでは、娘に合ったきめ細かい指導はしてもらえません。娘は空気をよむ、真面目なタイプではないのできっと大勢の中に埋もれることでしょう。逆に注意されることが増えるような気もします。娘のペースで寄り添ってもらいたいこともあり、個人レッスンにしました。

専門性と子供の相性で先生を決める

インターネットで「子供 歌唱レッスン」と検索してみると分かりますが、小学生で歌唱を習う場はあまり多くはないです。ピアノやヴァイオリンなどの楽器に比べるとニーズはかなり低い模様。地域性もあるようで、都内なら子役向けの歌専門の教室も存在します。

音楽教室経由の個人レッスン、ボイストレーニングスタジオ、音楽教師の派遣などで体験を受けてみました。
選んだのは、地元にある個室のスタジオで出向いてくれてレッスンしてくれる先生。音楽教師の派遣会社に所属している方でした。先生はオペラ歌手でもあり、学校でも音楽を教えています。専門家として申し分ない方です。通常、地元の音楽教室ではなかなか巡り合えない、こういう先生に巡り合えるのが派遣会社の大きなメリットですね!
それから、お人柄。娘が先生をすぐに好きになったのが決定打でした。惜しみなくいつでも褒めてくれるので、今思えば、そのことが娘にとって一番良いことだった思います。

人と比較されず、自分を表現できる歌のレッスン

先生は娘が自分で歌いたい歌をレッスンしてくれます。娘は大人の曲を歌いたがるので、完璧に歌えるようになるわけではありません。しかし、稚拙でも娘は好きなことだけに自分のイメージがあり、先生はそれに近づけるように指導してくれます。そうしていくうちに、不思議と思うような声が徐々にでるよにもなっていくのです。なによりもいつも楽しそうで、飽きずに練習しています。

親にとっての習い事の価値とは?

国語でも算数でも、音楽、美術、体育でさえ学校で教えてくれます。本来、全ての学ぶべきことが学校にあると言えるのかもしれません。上手、下手はありますが、歌を歌えない人はいないし、「歌が下手でも困らないのに、お金を出すのは何故?」と言われることもあります。私は「今、楽しいと思えることを増やしてあげたいから」と答えます。子供は学校でどうしても苦手なことに向き合うことになるもの。しかし、自分の楽しみや自信があることがあれば、つまずいても前向きになれるはずです。

それから、1つ興味を持てば、そこから新しい世界が広がることも。娘はあるミュージカル女優さんの大ファンで、彼女のように歌いたいと憧れています。その方が出演する作品を観ることで、歴史や風俗など色々なことを知り、興味も持ったようです。

現在は、様々な習い事があります。固定概念を持たずに、気軽に説明を聞いたり、体験したりしてみるのがおすすめ。同じジャンルの習い事でも複数体験すると、お子さんに合った教室が分かってくると思います。

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埼玉県

埼玉県出身。小学3年生、一人っ子の娘を育てる40代。フリーライターです。 母娘ともに趣味はミュージカル鑑賞。お芝居の台詞で会話をする親御です。女ふたりの機動力を活かして、お泊りで観劇にいくことも。 最近興味があるのは子供のIT教育。プログラミング教室へ体験教室に行ったり、記事を書いたりと勉強中です!

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