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激戦区での保活、その実態(待機児童経験、我が家は引っ越し、どうやって入園したか。)

ともちんともちん

夫婦共働き、実家は両家とも遠方で、頼れる親族は身近にいない、そんな環境でワーママ歴7年を迎える私が、同じような状況で悩んでいる方の少しでも支えになればと思い、この記事を書いています。

保活に至った経緯

保活問題に巻き込まれたのは一人目の長女のときでした。当時、夫の転勤に伴い、大阪から東京に引っ越してきました。全く東京に土地勘がなく、たまたま引っ越した先は都内でもワースト1、2を争う保活激戦区でした。

引っ越した時はまだ妊娠しておらず、大阪での仕事を退職してきていたので、東京で派遣社員として働きながら今後のキャリアを模索しようと考えていました。そんな矢先、長女を妊娠、出産しました。地方出身で保活とは少し無縁な生活をしていた私は、完全に保活をなめていました。

なんなら「保活」という言葉さえ知らないくらいでした。保育園入園を見越して、計画的に出産するなど全く頭になく・・・長女の出産は3月末。最も有利と言われている0歳児入園は絶望的で、劇戦となる1歳児クラスでの保活がはじまりました。しかも派遣社員で働いていたので、産休・育休はとらず、一旦退職。保育園探しのときは、無職の状態での保活です。点数的には最も不利な状況といっても過言ではありません。

保活での具体的な行動

区内にある保育園には全て見学にいきました。(認可、認可外問わず)駅をまたぐところももちろんいきました。認可保育園への入園は条件的にどう考えても絶望的だったので、認可外保育園に的をしぼり、徹底的に対策をしていきました。

認可外保育園への入園は、認可保育園と違って、点数制ではなく、園独自の採用方法を取り入れています。一時保育をたくさん使っている人が有利とか、たくさんイベント(園開放など)に参加して顔を覚えてもらう方が有利とか、色々な噂がありました。そして、「子供と一緒に面談をしに来てください」という園が多く、親と子供の雰囲気等を見て、判断材料にしているように感じました。

ですので、なるべく印象がよいように心がけたり、園の育児方針を事前に調べて、その園の方針について触れながら会話をしたりしていました。そして、保育園の入園申し込み。認可保育園については第10希望まで全て出しましたが、予想通り全て落選。そんなとき、入園希望していた第一希望の認可外保育園から入園合格の連絡がありました!とてもうれしかったです。

保育園がきまってから、派遣時にいた会社に連絡をするとぜひ社員として雇用したいと言っていただき、無事、仕事も決まりました。

仕事がしたいのに、保育園が決まらないから仕事を探せない。
現代でもまだまだそんな女性が数多くいます。当時に比べると今は保育園の数も増えてきたし、状況は少し違うかもしれませんが、少しでも働きたい女性が悩むことなく社会へ進出できる世の中がくることを切に願っています。同じような状況で悩む方に少しでも今回の私の情報がお役に立てば幸いです。

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ともちん

ともちん

埼玉県

神々の国・島根県出身。田舎者ですが、慣れない東京で奮闘するワーママです。夫婦共働き、実家は遠方で、頼れる身近な人は近くにいませんが、はちゃめちゃな7歳3歳の娘とおおらかな夫と家族4人で毎日楽しく過ごしています。ワーママ歴7年。色々なことに悩み、葛藤してきた私の経験が少しでも誰かの役に立ちますように。