こんにちは。オーストラリアで保育士をしているME&YOUです。皆さん現在世界中でコロナウィルスが流行しておりますが、いかがお過ごしでしょうか？オーストラリアも未だに#STAY AT HOME（お家で過ごそう）となっています。本日はオーストラリアの子ども達は現在どのようにして過ごしているのか、またオーストラリアの保育園でのコロナウィルス対策について紹介していきます。

オーストラリアのコロナウィルスの現状は（クイーンズランド州の場合）

「Stay at Home」オーストラリア政府は買い物や通勤・通学等を以外は自宅待機を強く要請しています。検疫命令や社会的距離規制に違反した場合はなんと！個人に対し最高で１万３３４５$（日本円で約９３万円）もの罰金！！！警察が常時パトロールをしています。公園が大好き、外で遊ぶのが大好きな子ども達は外出が制限されている中どのように過ごしているのでしょうか。

１．散歩

散歩は健康維持のために屋外を散歩することが許されています。私も家の周りでママと子どもが散歩している光景やパパと自転車に乗っている子を見つけます。また公園も開放されていますが、遊具などに接触することで感染の恐れがあるため、多くの方は散歩をしています。現在オーストラリアはAutumn(秋)それでも日中は28℃くらいあり、お外が暖かくとても気持ちが良いです。

２．お庭で遊ぶ

自然が豊かなオーストラリアではお庭が子どもたちの遊び場。我が家も近所の子どもたちの楽しそうに遊ぶ声が聞こえてきます。お家にプールやトランポリンがあるお家が多い！また普段からオーストラリアの休日はお家で家族と過ごしていることが多く、お庭で読書したり、絵を書いたりと部屋の中でできる遊びも好んで外で行い、太陽の光を浴び、よりリラックスして行う人が多いです。

３．ダンスやヨガを親子で楽しむ

健康維持のために保育園でも推奨しています。
英語の歌詞ですが、子どもたちはきっと楽しめる私のおすすめ！！

♪Baby shark
誰もが大好きで赤ちゃんから幼児さんまで人気の曲！一度聞くと耳に残ります。可愛いサメさん達のダンスを是非お楽しみください。
♪The Party Freeze song
オーストラリアの保育園では３歳～５歳児クラスのお子さんに人気！パパやママもお子さんと一緒に体を楽しんで動かしてみてはいかかがでしょうか。
♪Cosmic Kids Yoga
このYogaは子どもたちの大好きな物語を聞きながら登場人物になりきって体を動かしていきます。あの大人気Frozen（アナと雪の女王）やPokemon（ポケモン）など
この機会にお家の中で子どもたちと体を動かすこと、そして英語に楽しんで触れてみてはいかがでしょうか？

オーストラリアの保育園でのコロナウィルス対策とは

保育園という場所は多くの人が集まる場であり、日頃から感染対策は取り組んでいます。それに加えてコロナウルス感染防止のため強化している状況です。
※今回ご紹介するのはあくまでも私が勤めているオーストラリアの保育園の一例です。

日頃からの感染症対策

・手洗い
食事前後、排せつ後、ハンドソープを使用し手洗いをし、その濡れた手をペーパータオルで拭いています。
・手袋の使用
オムツ替え、食事の介助、鼻水を拭く時や日焼け止めを塗る際は、手袋を着用します。素手では行いません。
・おもちゃの消毒
ミルトンを使用し、玩具の消毒をしています。
・保育室の掃除
昼食後、またお子さんが帰宅後の2回保育室の掃除を行っています。特に今はコロナウィルス対策として人の手が触れる場所は消毒を強化しています。
・ハンドサニタイザーの使用
保育園では保育室の入口付近に誰しもが使用できるように備えつけられています。
　
コロナウィルスの感染拡大防止として、ハンドサニタイザーの使用を呼びかけるポスターの掲示や正しい手洗いの手順等が掲載されています。
また「Social distance」社会的距離として食事の際お子さんとお子さんとの間隔をあける。また保育室の遊び場では、１つのコーナーで遊ぶ子どもの人数を制限し、子どもたちが密集しないよう心掛けています。
また園長先生は「Keep Smile」それが一番！！とおっしゃっており、みんなで心がけています。

オーストラリアではコロナウィルスの影響を受け、政府が保育料無料にし、保育園は開園しています。この状況の中でも医療従事者の方などお仕事されている人や在宅ワークしている保護者のサポート他にもコロナウィルスの影響で保育料を払えず、在籍できなくなった子ども達へのサポート。また、現在は大人たちが様々な状況に直面し不安定な状況で虐待に発展するケースもあり、子どもたちの居場所の確保！そういった意味で良いことだなと思います。

今はどの国の皆さんも大変な状況だと思います。少しでも子育てが楽しくなるような新しい情報やワクワクするような発見など皆さんにシェアしていきたいなと思います。そして皆さまもお体にお気をつけてお過ごしください。