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引っ越しの挨拶をしないのは非常識?子育て世帯が挨拶するべき理由とは

くまさんくまさん

ご近所付き合いの第一歩である“引っ越しの挨拶”。
居住後の関係を良好なものにするために、挨拶はしっかりしておきたいと考える人も多いのではないでしょうか。

しかし最近は、引っ越しの挨拶をしない人も一定数いるそうです。
その理由は防犯上の対策や、ご近所付き合いをしたくないからや入れ替わりが激しい、または単身者の多いマンションで挨拶の必要性を感じなかったなど、さまざまです。

ですが日本では「挨拶をしない=非常識」と考える人が多いのが現状。
そのため、引っ越しの際は何かしらのアクションを起こすのが無難でしょう。
特に子育て世帯の引っ越しでは、ご近所への挨拶は必須といっても過言ではありません。

今回は、子育て世帯における引っ越しの挨拶の重要性や挨拶をする範囲、挨拶をするタイミング、相手が留守のときの対応などについて解説します。
これから引っ越しを控えている人は、ぜひ参考にしてください。

子育て世帯が引っ越しの挨拶をするべき理由

一人暮らしの女性は防犯上の観点から、引っ越しの挨拶はしない方がいいと言われています。
実際、私が学生時代に一人暮らしをした際は、親の勧めで父親と二人で挨拶をしに行きました。

ですが、子育て世帯ともなると話は変わってきます。
なぜなら、子どもの泣き声や騒ぎ声、マンションの場合は足音などでご近所さんに迷惑をかけてしまうかもしれないからです。
赤ちゃんの泣き声一つとっても、何も知らされていないのと事前に挨拶をされているのとでは、受け取る側の気持ちも変わってくるでしょう。

また、引っ越し当日に業者のトラックが出入りしたり、大型家電などを搬入したりする際などにも「当日はご迷惑をおかけします」と一言伝えておくのがベター。

さらに、居住後は町内会のお祭りやイベントなどに子どもが参加するかもしれません。
このように子育て世帯は、ご近所との関わりが多くなりやすいので引っ越しの挨拶が重要であると考えられているのです。

可能であればお子さんも連れて挨拶に行き、顔を覚えてもらうといいかもしれません。
子どもが事故に遭ったり、迷子になったりと思わぬトラブルに巻き込まれた際に、顔を知っていると助けてもらえる可能性もあります。

挨拶は向こう三軒両隣が基本◎

挨拶は昔から「向こう三軒両隣」が基本とされています。
向こう三軒両隣とは、マンションやアパートなどの集合住宅の場合、自分の部屋の上下左右の計4部屋のことを指します。

また一戸建ての場合は、向かい(目の前)の家3軒と自分の家の両隣、計5軒のことを指します。
基本的にこの4〜5軒に挨拶をしておけば安心です◎

挨拶するタイミングは引っ越し前日がベスト

引っ越し作業では、ご近所さんに何かと迷惑をかけてしまうので、出来れば引っ越し前日に挨拶を済ませておきましょう。
また挨拶する時間は、朝や夕方などの忙しい時間帯や夜間は避け、10時〜17時くらいの間にするのがおすすめです。

遠方からの引っ越しで前日に挨拶が出来ないときは、引っ越し当日に挨拶してもOK◎
その際に粗品を持って伺うと、前もって準備していた気持ちが伝わって好印象です。

おすすめの挨拶ギフトについては、コチラ↓
「春の引っ越し|挨拶のギフトで喜ばれるものとは?」

相手が留守のときはどうすればいい?

相手が留守だったときは、日を改めて挨拶に行ってもいいですが何度行っても不在という場合は、ポストに挨拶の手紙と粗品を入れておきましょう。
ポストに入らない場合は、ドアノブにかけておいてもOK。
ただし、粗品が食品の場合は直接手渡しするのがマナーです。

引っ越しは何かとバタバタしがちなので挨拶する範囲や粗品の数など、事前に確認しておくといいでしょう。

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くまさん

くまさん

東京都

東京在住のワーキングマザー。発達障がい(ADHD)のある中学生と、定型発達の保育園児、乳幼児の3姉妹を育てています。これまでに経験した、出産・結婚・離婚・再婚・ステップファミリーなど、さまざまな体験をもとに、記事を執筆していきます。

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