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嫁姑問題はコレで解決!別居が関係を良好にする理由

みにゃみにゃ

結婚をすると女性のほとんどは嫁姑問題に悩まされます。私ももちろん嫁姑問題に悩んだ1人でした。
日々悩みが尽きない嫁姑問題ですが、できることなら「関係を良好に保ちたい!」と願う人がほとんどではないでしょうか。
そこで今回は、数ある嫁姑問題の中でも私が経験したエピソードを元に「同居」という視点から関係を良好に保つポイントやヒントをご紹介したいと思います。

ひとつのキッチンに女2人は必要なし

まず最初に紹介するのは、キッチンに関するエピソードです。

結婚当初のこと、嫁として家族に仲間入りをしたばかりの私は、何も考えずキッチンを使用していました。しかし、どうしても調味料を置く場所や、皿などの収納場所に不便を感じ、私なりに配置換えをしました。

次の日キッチンに入り朝食の準備をしようとしたところ、前日に変えた調味料や皿の位置が元に戻っているではありませんか。私は一瞬「あれ?」と思いましたが、再び私が使いやすい位置に変更すると、そのまた翌日調味料や皿は元に戻っていました。

もちろん調味料や皿が元に戻っていたのは、義理母の仕業です。元々キッチンは、義理母自身が自分の使いやすいようにと配置していたものです。それを私が変えたことに納得がいかなかったようです。

確かに自分が使いやすいように配置していたものを変えられることは誰でも嬉しくないですよね。

この他に、冷蔵庫も同様です。今まで自分が自由に使っていた冷蔵庫なのに、嫁が来たことで嫁も買い物してきたものを冷蔵庫に片付けます。
義理母としては、自分が買ってきていない食料が自分の冷蔵庫の中に入っているという感覚になるようです。

私は嫁姑といっても同じ家族なんだし、同じ冷蔵庫を使うのは当然。また、冷蔵庫の食品は相手に確認すれば共有し利用しても良いと考えていました。
しかし、義理母は違いました。「親しき中にも礼儀あり」自分が買ってきたものは自分のもの。たとえ醤油1滴でも使ってはいけない。という考えだったのです。

そんなこともあり、ひとつの冷蔵庫を共有することに私はとても気苦労し、最終的に小さいながらも、自分たちだけが利用できる冷蔵庫を購入しました。

洗濯機を使う時間帯で早起き競争勃発!

キッチンの次は洗濯機のエピソードです。
皆さん洗濯はいつしますか?朝洗濯する人もいれば、夜洗濯する人もいるかと思います。それぞれの生活バターンで洗濯の時間は違うでしょう。

私が洗濯する時間帯は、一般的?な朝です。寝起きと同時に、洗濯機を回し朝食の支度をするのがパターンでした。

しかし、ある日洗濯機を見ると義理母の洗濯物が漬け置きされていました。私は仕方ないと思い、その日は夜に洗濯をし、次の日、洗濯をしようと洗濯機を見ると、やはり義理母の洗濯物が漬け置きされていました。

そんなことが数日続いていたので、私は朝洗濯することを諦め、仕方なく夜に洗濯をすることにしました。ところが、夜洗濯を数日続けていると、部屋が何となく臭うようになりました。

悪臭の原因は、部屋干ししている洗濯物です。私が住んでいるところは、雪深い地方のため、季節によってはなかなか洗濯物が乾きません。よって部屋干しを続けると、雑菌が繁殖し悪臭を放ってしまうのです。そのため、洗濯のやり直しが数回続き私は悩みました。

「できれば、洗ってすぐにお日様の下で洗濯を干したい!でも今のままだと洗濯が思うようにできない…どうしよう…」と、悩んでいた中、思いついたのが、「義理母が洗濯機を利用する前に私が洗濯を終えよう!」という考えでした。

義理母より先に起きて洗濯を済ませる!私はいつもより1時間ほど早めに起きて洗濯機をスタートさせることにしました。
初日は順調に義理母が洗濯機使用する前に洗濯を終えることができたので、私は満足しました。「よしこのペースで明日も…」と思っていたら…

なんと!翌日再び漬け置きされた母の洗濯物が洗濯機の中にあったのです。私は一瞬思考が停止しました。

義理母としては、姑より先に嫁が起きて洗濯することが気に入らないのか、はたまた単に嫁の私に意地悪をしたかったのか、それはわかりませんが、その日から私と義理母の早起き競争が数日続きました。

最終的にこの競争は、早起きし過ぎる私を見て夫が「乾燥機買ってあげるから夜洗濯したらどう?」と言ってくれ、乾燥機を購入することで早起き競争は幕を閉じたのです。

留守番は泥棒容疑のもと!?

最後にご紹介するのは、私の嫁人生の中で一番屈辱的だったエピソードです。

それはある日、義理母の兄が亡くなったという訃報が入ってきたときの事でした。葬儀に行かなければいけなくなった義理母。そして夫も義理母と同席するといい、家には私が1人で留守番することになりました。

誰もいない自分だけの家!なかなかない貴重な1人だけの時間に、私は好きなことをしてのんびりストレスの発散をしました。

2日後、葬儀を終え帰宅した義理母ですが、数日後鬼の形相で私を呼びます。私は何事だろうと母の所へ行くと、リビングに置いてあった500円玉貯金の貯金箱がが空っぽになっているということでした。

私は「何のことやらさっぱりわかりません」と返事をしたところ、「葬儀で私が家を空けている間にあなたが盗んだんでしょう」すごい剣幕で言ってきたのです。

さすがにこの義理母の発言に私の堪忍袋の緒が切れました。「そんなに疑うなら今すぐ警察に行き指紋検証してもらいましょう。私は盗んでいないので、むしろ調べてほしいです!」と口論になりました。

この様子を見て夫が慌てて「この前の正月に弟が帰省したとき貯金箱開けてたのを俺見たよ」と…。
夫のその言葉にすごい剣幕だった義理母は「ごめんなんさいね」の一言を告げ、自分の部屋にそそくさと戻っていきました。

しかし、泥棒容疑をかけられた私の怒りは治まりようがありません。そのときの私はさすがに怒りが落ち着くまで数日実家に戻りました。

どうしても同居が避けられない場合には

今回3つのエピソードをご紹介しました。今考えてみれば、この3つのエピソードは同居をしていなければ起こらなかった事件ばかりです。
1つの家に主婦が2人いるということは、衝突が起こってしまいやすくなると私は思います。

もし、少しでも嫁姑の関係を良好に保ちたいならば、絶対同居は避けましょう。しかし、どうしても同居しなければならない!という場合は、二世帯住宅がおすすめです。
1つの家で、同じキッチン・同じ冷蔵庫・同じ洗濯機は争いの原因に繋がるので、避けるようにしましょう。

今回、私が経験したエピソードを中心に、同居と嫁姑問題をお伝えしましたが、どの時代も嫁姑問題は避けて通れない問題だと思います。
そうそう、そんな義理母と私の現在ですが、実は7年前脳卒中で義理母が他界してしまいました。世の中いつ何が起こるかわからないものです。

あんなに激しかった嫁姑問題ですが、義理母がいない今、嫁として私がもっと教えてもらわなければならなかったことがあるなぁ~と考える今日この頃です。

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みにゃ

みにゃ

石川県

石川県奥能登出身。 里山里海に囲まれた自然あふれる土地で育児に励んでいます。 結婚直後に不妊が発覚し不妊治療を経験。 結婚から7年後やっとの思いで妊娠・出産。 しかし、やっとできた子供には発達障害が… 私の育児は常に波乱万丈! だけどめげることなく楽しいことを探し続けています☆