韓国で唯一パンダに会える「エバーランド」
昨年の夏、動物好きの息子に「本物を見せてあげたい」と思い私たちが訪れたのは、ソウルの南、京畿道龍仁市にある「エバーランド」。ここは動物園の他、遊園地や巨大庭園もある韓国最大級のテーマパークで、韓国で唯一パンダが見られる場所でもあります。
その日、うっかりベビーカーを忘れてしまったため、入場してすぐにレンタルしました(生後24か月未満、1台5000ウォン)。子どもの体力を考え、遊園地や庭園には寄らず、動物園「ズートピア」だけに的を絞って、約4時間満喫してきました!
子どもより親が大興奮?!
動物園に到着し、動き回るトラやたくさんのペンギンを前にしてキャーキャーとはしゃぎだしたのは、息子…ではなく私!
心を落ち着かせ、いざ「サファリワールド」へ。バスに乗り、窓ガラス越しにトラやライオン、クマなどを観察しました。ここは迫力満点かと思いきや、みんなゆったり座ってお休みモード(笑)。
次に訪れたのは、ゾウ、キリン、シマウマなどの草食動物が待ち構える「ロストワールド」。こちらは窓ガラスもない水陸両用車だったので、途中、キリンに餌を与える様子を間近に見ることができました。「キリンの舌ってこんなに長いんだ!」と興奮していたのは、息子よりやっぱり私。
抱っこ紐着用で楽しめるアトラクションも
上記2エリアの他に、「アマゾン・エクスプレス」というウォーター系アトラクションもありました。丸いボートに乗って急流の中を進んでいく、危険そうな代物です。
しかし、抱っこ紐着用であれば乳幼児も乗車可能ということで体験することに。水しぶきが飛んできてスリル満点!でも、息子はその振動が心地よかったのか、ぐっすりと夢の中へ。
そのため、最後に訪れた「パンダワールド」では息子にパンダを見せてあげることができなかったのですが、なんとパンダも昼寝中で、全く動いてくれませんでした(笑)。
この時はまだお披露目されていませんでしたが、2019年夏に赤ちゃんが誕生したそうなので、次回はパンダの親子に会えるはず…!
エバーランドの「ズートピア」には、ご紹介した4エリアの他、鳥や猿のエリア、小動物のエリアなど、歩いて動物を観察できる場所がいっぱい。想像以上に見どころたくさんで、全部まわりきれないまま帰ってしまったので、いつかまた必ず訪れたいと思っています。
私たちはソウル近郊の自宅から車で向かいましたが、ソウル市内発着のエバーランド専用のシャトルバスもあるそうです。所要時間は約40〜70分なので、韓国旅行中に日帰りで遊びに行くことも可能です。
りんご♥
韓国
韓国在住、日韓ハーフ1歳児の母です。30代後半で国際結婚。新婚生活スタートと同時に子どもを授かり、異国の地で手探りの妊娠期間と高齢出産を経験しました。日本では紙媒体の編集記者の他、ファミリーサポートセンターでの勤務経験もあり。今地球のどこかで、ちょっぴり孤独も感じつつ子育てに奮闘中の方へ、私の体験・失敗談を通して「1人じゃないよ」とエールを届けられたら嬉しいです。