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日韓で見つけた!お気に入りスポット〜韓国編②〜

りんごりんご

ソウル駅の周りを空中散歩!「ソウル路7017」

息子が生後半年を過ぎた頃、ベビーカーに乗せ、地下鉄でソウル駅まで出かけたことがありました。初の息子との遠出に舞い上がり、「せっかくソウル市内まで来たのだから、子ども服で有名な南大門市場まで行ってみたい」と思った私。

ソウル駅から南大門市場までは地下鉄で1駅だったのですが、ベビーカーで人混みの中を移動するのがためらわれ、諦めて帰ろうとしたところ…。ソウル駅西口付近から南大門市場まで長く続く、歩道橋のようなものを発見したのです。

それは「ソウル路7017」という遊歩道でした。実際にベビーカーを押しながら歩いてみると、信号なし、大きな段差もなし。ベンチもたくさんあるので、途中一休みしながら、ソウル駅や遠くに見える南大門を眺めたり、息子と一緒にピアノを弾いたりして楽しみました。

この時はオープンしていませんでしたが、足湯やトランポリンまであってびっくり!夜にはライトアップも行われるそうです。

この道は周辺のホテルや地下鉄の駅など17か所と連結しているので、途中、トイレやカフェに立ち寄ることもできます。まるでソウルのど真ん中を空中散歩しているような気分を味わいながら、スイスイ楽々、南大門市場まで到着!

調べてみると、ここは、1970年代に作られた「ソウル駅高架車道」を完全補修し、2017年に歩行者専用路としてリニューアルした道だそうです。

2020年10月には、ソウル駅西口に隣接する観光客に人気のロッテマート屋上とも連結したとのこと。ソウル観光中、お土産を買う前後にソウル路をお散歩するのも楽しそうです。

子どもと一緒にソウル市内観光をしているような気分でおもいきり歩けるので、暖かくなったらまた遊びに行きたいと思っています。

街の中で自然を満喫「一山湖水公園」

韓国には「湖水公園」という名が付いた公園があちこちにあります。私たち家族がよく訪れるのは京畿道一山市にある「一山(イルサン)湖水公園」。

ソウル市内から地下鉄やバスで1時間圏内に位置し、公園周辺にはMBCなど韓国を代表する放送局が集まっているため、韓国ドラマや映画の撮影地としても有名なスポットです。

大きな湖を囲むように、サイクリングロードと散策道が整備されているので、ベビーカーを押して歩いたり、よちよち歩きの子どもとお散歩するにはぴったりの場所。

バラ園や植物園、子ども用アスレチックなどのほか、鶴や孔雀、うさぎなどを観察できるスペースもあります。

息子はここで鳩を追いかけたり、芝生広場の上を駆け回ったり、いつも大はしゃぎ!春は桜とレンギョウ、夏はまぶしい緑、秋は紅葉、冬は凍る湖と雪景色…など、いつ行っても自然を感じられる憩いのスポットです。

「いつもと違う韓国旅行がしたい」、「観光地以外の場所で子どもとゆっくり過ごしてみたい」という時などに、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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りんご

りんご

韓国

韓国在住、日韓ハーフ1歳児の母です。30代後半で国際結婚。新婚生活スタートと同時に子どもを授かり、異国の地で手探りの妊娠期間と高齢出産を経験しました。日本では紙媒体の編集記者の他、ファミリーサポートセンターでの勤務経験もあり。今地球のどこかで、ちょっぴり孤独も感じつつ子育てに奮闘中の方へ、私の体験・失敗談を通して「1人じゃないよ」とエールを届けられたら嬉しいです。