我が家の子供達は、胃腸風邪にかかりやすいようで、
毎年誰かしらが、1～2回は胃腸風邪にかかります。
そんな我が家がとっている胃腸風邪にかかった場合の対応策を紹介します。
これから、ノロが猛威を奮う冬。一緒に戦いましょう！

常に部屋にはビニール袋付き洗面器！

我が家の次男は、胃腸風邪とは無関係に吐きやすい体質の為(偏食次男 vs 母をご覧ください)、
我が家は365日リビングの隅に、ビニール袋をセットした洗面器が置いてあります。
これが、胃腸風邪の時にも大活躍です。
ある程度、大きくなった子は、トイレに駆け込んで吐けますが、
小さな子供は自分の症状を上手く伝えられませんし、嘔吐も突然です。
子供が「うっ！」となって思わずパパママが手でキャッチ…なんて話は、よく聞きます。
結構、直前の「うっ！」には気付けるもんなんですよね。
だからこそ、パッと差し出せるビニール袋付き洗面器が、うってつけなんです。
そして、この「ビニール付き」という点が大事です。
吐瀉物をそのまま捨てられるように、ビニールをセットした洗面器を準備しましょう。

キッチンペーパーとハイターでウイルスをブロック！

子供の吐き気が落ち着いたら、
パパママはマスクと使い捨て手袋を付けます(使い捨てエプロンもあると花丸です！)。
洗面器の吐瀉物は、キッチンペーパーなどで上から覆い、空気中に拡散するのを防ぎます。
覆った上から水で薄めたハイターをドバドバかけて、ビニール袋を閉じましょう。
ハイターの希釈については以下の通りです。

吐瀉物にかける場合
ハイター(塩素濃度約5%の場合)
500mlペットボトルに10ml(ペットボトルのキャップに2杯)
胃腸風邪の場合、何度も吐く可能性が高いので、胃腸風邪になった段階で、
2ℓペットボトルなどに希釈液を作っておくことをオススメします！
ただし、日持ちはしないので、胃腸風邪になる前から作り置きするのはオススメしません。

オムツでリスクダウン！

もし、子供が下痢をしているようだったら、
トイトレが終わっている子でも、オムツを履かせてあげましょう。
パンツに付いてしまった場合、塩素処理するにしても色落ちなどもあり、
手間と感染リスクが増えるだけで、私は、あまりオススメしません。
油の処理や渋滞時のもしも用など、オムツの活用法は、いくらでもあるので、
トイトレ完了後も、その時の子供が履けるサイズをストックしておくことをオススメします。

レジャーシートを枕にセット！

子供を布団に寝かせる時に活躍するのが、100均に売っているクッション素材の付いたレジャーシートです。
これを枕の上に広げておけば、洗面器まで、ちょっと間に合わなかった！なんて場合にも、
被害を最小限に抑えられます。
100均のクッション素材の入った物だと、寝心地も、さほど悪くはありません。

塩素で部屋中拭きまくる！

さて、吐瀉物処理をして、子供も布団に寝かせたら、
次は被害を家族に広げない為に、ドアノブや蛇口、電気スイッチ、扉の端、イスの背もたれなど、
人が触る箇所を、やはり希釈した塩素で拭きます。
しかし、この場合の塩素濃度は少しマイルドで以下の通りです。

部屋を拭く場合
ハイター(塩素濃度約5%の場合)
2ℓペットボトルに 10ml(ペットボトルのキャップに2杯)
因みに我が家では、「ノロキラー」という商品を使って吹き上げています。
そういう商品に頼ることで、パパママの負担減にもなります。
また拭く際には使い捨て手袋をして手を守りましょう。
そのままだと、手がガサガサになります。

部屋の隅にお守りとして

我が家の胃腸風邪時の三種の神器(3つじゃ無いけど)は以下の通りです。

●ビニール袋付き洗面器
●マスク
●キッチンペーパー
●使い捨て手袋
●ハイター&ノロキラー
●ペットボトル
●オムツ
●レジャーシート

熱も咳も、もちろん心配ですが、嘔吐が絡むと、親は全く休む暇が無くなりますよね。
胃腸風邪が、風邪の中で 1 番嫌だと言うのが、私のママ友の間では共通認識です。
昼夜問わずに吐く我が子を前に、夜も眠れず、おまけに特効薬は無いので、
整腸薬を飲ませながらウイルスが体から出ていくのを待つしかありません。
おまけに、その感染力は凄まじく、いとも簡単に家族を全滅させます。
出来ることならば、パパママ、兄弟での家族全滅は免れたいところですよね。
上記の対応策で、被害は最小限に抑えられるはずです。
もし、家族にうつってしまったとしても、やはり上記の対応策で、
吐瀉物の片付けなどにかかる労力は最小限で済むはずです。
胃腸風邪に三種の神器(3 つじゃ無いけどね)で立ち向かいましょう！