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よく噛んで食べると代謝が上がる?食事誘発性熱生産とは

オフィシャルライターオフィシャルライター


産後太りを解消したいけれど
育児や家事で忙しく、なかなかダイエットに時間が
割けないという方、多いのではないでしょうか。

そこで今回は、そんな方におすすめしたい
よく噛んで食べるダイエットを紹介します!

よく噛んで食べるとダイエットとは?

よく噛んで食べるダイエットとは
文字通り、食べ物をよく噛んで食べるダイエットのことです。
食べ物をよく噛むことにより、代謝の向上が期待できます。

基礎代謝について詳しく知りたい方は、コチラ↓
「産後太り解消|基礎代謝って何?アップさせる方法とは」

よく噛んで食べると代謝が上がる理由

私たちは、食事をするだけでもエネルギーを消費しています。
「カロリーを摂取したのに消費するの?」と思うかもしれませんが
人間は、体の中に取り込まれた栄養素を分解し
熱に変換する際にエネルギーを消費しているのです。
そして、その一連の働きを「食事誘発性熱産生(DIT)」と言います。

食材をよく噛んで食べると、食事誘発性熱産生が活発になり
よく噛んで食べなかったときよりも消費エネルギーが増えます。
消費エネルギーが増えることで、その際に生まれる熱も高くなり
代謝が上がると考えられています。

代謝が上がることで、摂取したエネルギーを効率よく
使うことができ、またその過程で体が温まるため
無駄に脂肪を蓄えなくてもよくなります。

そのため、よく噛んで食べることが重要とされているのです。

食事誘発性熱生産の消費エネルギーは栄養素によって異なる

食事誘発性熱産生によって消費されるエネルギーは
栄養素によっても異なります。


脂質を摂取した場合:消費エネルギーは摂取エネルギーの約4%
オリーブオイル・サラダ油・ゴマ油・アマニ油・バターなどの油脂類。牛肉や豚肉などの肉類。


糖質を摂取した場合:消費エネルギーは摂取エネルギーの約6%
ごはん・パン・麺などの穀類や粉類。芋類・果実類・根菜類などの野菜や果物。砂糖・ハチミツなどの甘味料。


脂質と糖質の混合の食事(通常食)を摂取した場合:消費エネルギーは摂取エネルギーの約10%
私たちが普段食べている食事は、一般的に脂質と糖質が混ざった混合食と言われています。


タンパク質を摂取した場合:消費エネルギーは摂取エネルギーの約30%
肉類・魚介類・卵・大豆製品・乳製品など。

このように、栄養素によって消費エネルギーの大きさが異なります。
食事をするだけでエネルギーが消費されるのも驚きですが
栄養素によって消費エネルギーに差が生まれるのにもびっくりですよね!

実際に何回くらい噛めばいいの?

食事誘発性熱産生を高めて
ダイエット効果を期待する場合
1口につき、最低でも30回以上噛むのが理想です。

その際、左右のバランスを均等にするよう
意識しながら咀嚼することがポイントです!

代謝アップにおすすめの食材

代謝の向上には、肉・卵・大豆製品などのタンパク質や
体を温める作用のある生姜・ニンニク・唐辛子などのスパイス
人参・大根・カボチャ・ゴボウなどの根菜類を
上手く食事に取り入れるのがおすすめです。

筋肉をつくるために欠かせないタンパク質や
体を温めてくれる根菜類などの野菜を
よく噛んで食べて、理想のボディを目指しましょう!

参照:厚生労働省e-ヘルスネット
『食事誘発性熱生産/DIT(しょくじゆうはつせいねつせいさん)』
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-030.html

参照:噛むこと研究所
『東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 教授 林直亨インタビュー』

https://kamukoto.jp/beauty/698

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オフィシャルライター♥3

大阪市

子育て中のママ、パパに向けて、育児の悩み解決法やアイディア、お役立ち情報や話題の育児ネタなどさまざまな情報をコンスタントに発信!育児に行き詰まったり、悩んだりした時には、アイディアを参考にしたり、読んで癒されたりしていただけると幸いです。