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乳腺炎が引き起こす悲惨なおっぱいトラブル体験談

らふりんらふりん

現在授乳中の方の中には、授乳トラブルに悩まされている方もいらっしゃると思います。
私には二人の娘がいますが、出産後は二回ともひどい授乳トラブルに見舞われました。
そんな私の体験談をお話したいと思います。

乳腺炎とは?

乳腺炎とは、産後の授乳期に赤ちゃんがおっぱいを上手く吸えなかったり、おっぱいがいっぱい出すぎたりと、母乳が乳腺内にたまってしまう事で起きる炎症です。
症状は様々ですが、おっぱいが赤くはれて痛んだり、高熱を引き起こしたりすることもあります。
私もひどい乳腺炎になりかなり悩ませられたので、授乳期を迎えて乳腺炎に悩むママたちに情報を届けたいと思い乳腺炎について書かせて頂きます。

長女の時は乳腺炎が10回以上!?

私は長女を出産後から1歳3ヶ月で断乳するまで、なんと10回以上も乳腺炎を繰り返す事に・・・。

出産直後から母乳分泌過多で、助産師さんにはトラブルになりやすいと言われていました。
初めて乳腺炎になったのは長女が生後2ヶ月の頃で、40度近くの発熱、悪寒、嘔吐等のかなり辛い症状でした。

それからは私なりに乳腺炎にならないための対策をしました。
それは、乳製品・チョコレートなどの甘いもの・揚げ物等は徹底的に食べないこと、そして少しでも異変を感じれば母乳マッサージを予約し、葛根湯を飲むことです。
それで事なきを得たこともありましたが、努力の甲斐もなく乳腺炎になったこともありました。

次女の時は長女の時より…

次女の出産前は「2人目は何事もないかもしれない」と期待するとともに、「同じように乳腺炎で苦労するかもしれない」という不安でいっぱいでした。
結果的には、長女の時よりさらに大変な経験をする事のなったのです。
入院中から右胸が詰まっていたのですが、そのことに私を含め、産院の助産師さんも誰も気づいていなかったのです。
退院後には、詰まって出口がなくなった母乳が乳首以外の所から出てきてびっくりしたこともありました。
これは”自壊”と呼ばれ、母乳マッサージをしている助産師さんですらそうそう見る機会のないものだそうです。
しばらく母乳マッサージに通っても詰まりは取れず、次女が3ヶ月の頃乳腺外科で切開することになりました。

切開をすると…

私が切開したのはもう5年以上も前のことなので、記憶が薄れて少し違う部分もあるかもしれません。
以下は私が記憶している内容です。

切開は、胸のつまりのところにドレーンと呼ばれるストローのようなものを入れ、そこから膿を排出します。
1週間程ドレーンは入れっぱなしですが、お風呂は入れないもののシャワーは浴びられました。
何度か乳腺外科に通い、消毒と排膿をしてもらい、詰まりが取れた頃ドレーンを取り、溶ける糸で傷口を縫って終了でした。

切開をしてみてわかったことですが、実は詰まっていた所が2箇所あったんです。
そのため、この数カ月後には2度目の切開をしました。

断乳後4年が経って思うこと

第一子の頃からたくさんの助産師さんにお世話になりましたが、

「こんな大変なおっぱいの人は初めて」
「自壊と切開両方経験するとは…」
「30年診てきた中でトップ3に入る」
「もうお手上げです」  などの言葉をかけられました(泣)
当時は本当に辛くて、涙したことは数え切れません。

ですが、断乳から4年が経ち、次女が5歳になった今、当時の辛かった記憶はかなり薄れていますし、思い出したくもないと思っていた体験談を話せるようにもなりました。
これを読んで、こんなひどい経験をした人もいるんだな、月日が経てば立ち直れるんだな、と思ってもらえたら幸いです。

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らふりん

らふりん

東京都

東京都在住。4歳差姉妹のアラフォーママです。 夫婦ともに地方出身のため、東京での子育て事情の違いにびっくりしています。 まだ子育てして数年ですが、「もっとこうすれば良かった!」ということがいっぱいあります。これから子育てする方には、少しでも参考に、同年代の子どもを育てる方や子育ての先輩方には「あるある」と共感していただければと思います!

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