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夢見る記念日

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結婚前はお互いの誕生日やクリスマスにはプレゼントを贈り、バレンタインデーには付き合い始めた時期でもあり、お菓子の代わりに二人でちょっとしたものを食べたり。

そんな記念日を送っていた二人でしたが、いざ結婚し子供も産まれると、記念日の過ごし方は一変。
家計をほとんど共にしている上に私の収入は激減、またお互いに使うなら子供に使おうとなり、夫婦間のプレゼントは何となく無しになりました。

そんな我が家でもし、夫から記念日に何かプレゼントして貰えるのなら……。

アレコレ考えてはダメだし……

まずはアクセサリーの類。産後はつける機会も減っていたし、貰えるなら嬉しい!
しかし問題は、悲しいかなアクセサリーで飾って楽しい体型ではなくなってしまった事、おしゃれする洋服もあまり無い事。嬉しいけど使われないかわいそうなプレゼントになってしまいそう。

ディナーなんかも素敵ですね! しかし子供が小さい内は預け先や帰宅時間を考えると、20年後にお願いしたい。
家電や電子機器、欲しいの沢山ありますね、お掃除ロボ、ハイスペックPC、大型テレビ、吸引力の変わらない掃除機。しかし予算オーバーな上に、家族で使うものをプレゼントと言われると……、私をダシに買えるのは嬉しいものの、プレゼントと言い張られるのも微妙な気持ちです。吸引力が変わらない物は夫へのプレゼントにしたい。

何より、これらは記念日関係なく貰いたい。

記念日に、何が欲しい?

では記念日に、ということを踏まえると……。
サンタクロースに来て欲しい。
と、思いました。

24日の夜にワクワクしながら眠り、起きて枕元にプレゼントがある、あのワクワク。そして一年間、いい子、ではもう無いですが良き妻良き母であったと第三者から、超越した存在から認められたい。
夫から認めて貰えばいいのですが、それはそれ。夫とは相互に認め合うことになります。それも勿論いいのですが、それは25日の夜に晩酌でもしながらやりましょう。

たまには一方的に認められ褒めそやされたい。まるで子供のように。
本物のサンタさんが来てくれる年はとうに過ぎていますので、夫にこっそりサンタクロースになって頂きたい。
肝心のプレゼントの中身は、私の好きな文具だとか、何か欲しがっていたものを覚えていてくれたら満足です。

欲しいのは物じゃないのかも

働いて、家事をして、子供を育てて、毎日を生きていく。当たり前のことですが、その当たり前が疲れるのも事実。
それを癒してくれるのは、自分を認め、感謝してくれる誰かや何かなのでしょう。
そういうプレゼントが欲しいと夫にねだれば、物質の方が余程簡単なのに! と言われちゃうんですけどね。

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大阪府

桜島の降灰の下で生まれ育つも、間もなく大阪で暮らした時間の方が長くなる30代。 食物アレルギーのある夫と、しっかり者の年少の娘と三人暮らし。 「私が楽する生活の為に」をモットーに、怠けとストレス対策を使い分け、時に自分を見失いつつワーママ、専業主婦、学生生活を綱渡りしています。 迷走する日々の中で私が気付いたこと、気にしなくて良かったこと、失敗したこと、成功したことが皆さんの一助になりますように。