発達障がいは遺伝する?元夫からの驚きの報告①の続きです。
元夫の不可解な行動
元夫には、付き合っている頃からちょっと変わっているところがありました。
映画の内容が理解出来ない
映画館で映画を観ていたときのこと、主人公が幼少の頃を回想するシーンがあったのですが
「この子ども誰?」
「何で急に子どもになったの?」
と、上映中にもかかわらず私に話しかけてきたことがありました。
このように、話の意味が分からなかったり、話の展開についていけなかったりすることがよくあり、そのたびに説明を求めてくるのでゆっくり作品を鑑賞すること出来ず私は、面倒臭くて仕方がありませんでした。
忘れ物で3回戻って来る
元夫が忘れ物をしない日は、ほぼありません。
出かけるときは、平均で1〜3 回戻って来ます。(娘もまったく同じです)
私は、元々家に一人でいるときは、ドアにロックをかけるのですが元夫の戻って来る回数があまりに多く、そのたびに鍵を開けに行くのが面倒なので、元夫が出かけてから1時間くらいは鍵をかけないようになりました。
テレビを見ていて急に
テレビで奥さんに先立たれた男性が「今は、何も手につかない」とインタビューに答えているシーンを見て、元夫が急に「この人変だよね」と言ったことがありました。
何が変なの?と私が聞くと
「だって、何も手につかないわけないじゃん」
「相手が死んでも歯だって磨けるし、ごはんも食べられるじゃんね」と言ってきたのです。
そういうことじゃないでしょと言っても本人は、まったく理解出来ない様子でした。
後先考えない行動
今でこそ公共料金や保険料などは、銀行口座から引き落としにしていますが20歳そこそこの頃は、払込用紙で支払っていました。
それなので、月末はまとまったお金が家にあるのですが元夫は、それを自分のために使ってしまうのです。
理由は、スーツに穴が開いたから、飲み会があるから、同僚の誕生日プレゼントを買うからなどで私の許可なく勝手に使ってしまいます。(経理担当は私でした)
そして、それを咎めると
「お前は穴の開いたスーツを夫に着せるのか!」
「飲み会の金出さないとか、どんだけ鬼だよ」
「誰かの誕生日を祝えないとか、お前性格最悪だね」
などなど、それはもう酷い言われようでまったく話になりませんでした。
このとき私が元夫からよく言われていた言葉がキチガイ。
正論を言うたびにキチガイ呼ばわりされて私の精神は、どんどんすり減っていきました。(後に夫原病や鬱と診断されるが、今思えば完全にカサンドラ症候群だった)
熱のある子どもを連れて実家へ
元夫は、娘が熱を出しているときに、無理やり自分の実家に連れて行くこともありました。
理由は、元々行く予定だったから、ただそれだけ。
私がどんなに止めても聞く耳を持ちません。
それどころか、熱が出たときは動いて汗をかけば熱が下がるとずっと言っていました。(元義母も同じことを言っていた)
大体、土日に連れて行って症状が悪化して戻ってきて、月曜日から保育園をお休みするというのがお決まりのパターンでした。
そのたびに仕事を休むのは、私で元夫が休んだことは、一度もありませんでした。
義母は、というと私のことを過保護だと言っていて
「熱が出たら熱い風呂で汗をかくといい」
「私はジョギングをする」と言っていました。
娘や家計を守ろうとすればするほど頭がおかしい、キチガイなどと言われ続け、結婚生活の後半では、元夫と会話するのを避けるようになっていきました。
発達障がいは遺伝する?元夫からの驚きの報告③に続きます。
くまさん♥
東京都
東京在住のワーキングマザー。発達障がい(ADHD)のある中学生と、定型発達の保育園児、乳幼児の3姉妹を育てています。これまでに経験した、出産・結婚・離婚・再婚・ステップファミリーなど、さまざまな体験をもとに、記事を執筆していきます。