• worry お悩み

ゲームは本当に悪なの?知っておきたいゲームの与える良い影響と悪い影響

ともちんともちん

子どもにはあまりゲームをやってほしくない・・・と思っている親御さんも多いのではないでしょうか。

かくいう私も以前はそうでした。
ある日、連日怒りすぎて私の方が疲れてしまい・・・
一方的に怒ってもしかたないよなぁ・・・と思少し立ち止まり、
娘と一緒にゲームをしてみるところから始めました!

実際にやってみると、結構難しいし、考えることがたくさんあるんですよね。そして娘に話を聞いてみると、実はすごくよく考えていて、頭の中で様々なストーリー展開がされていることが分かりました!

それを機に、ゲームって実は一概に悪い部分だけじゃないのかもしれない?と思い始めました。

そこで、ゲームをしていて、私がこれは力がつくなぁと思った点をあげていきたいと思います!

良い点

①創造力が増す
「あつまれどうぶつの森」や「マインクラフト」「マリオメーカー」などは、何もないところから自分で考えて作り上げていくので、創造力はかなり培われるのではないかと思っています。ゲームをしている娘を見ていて、話しを聞いてみると、子どもの頭の中に、その空間を作ったストーリーがあって、毎回ほんとうに関心させられます。
娘はある日、「今日は、東京タワーを作ってみるよ!頭の中で設計図を書いてるからやってみるね~!」と言って、実際に東京タワーのようなものをマイクラの世界で作っていました。親である私がすっかり感心しまったものです。
何かの記事で読みましたが、ミシガン州の大学が12歳児を対象に行った研究では、普段テレビゲームをしている子の方がそうでない子より、創造力が高かったと言う研究結果があるそうです。「現代のゲームにある複雑なキャラクターやストーリー設定は、子供の問題解決能力を高め、ゲーム以外の場に応用する力を促進する」と研究発表したとのことですよ。

②空間把握能力が増す
マインクラフトなどはブロックを積み重ねて様々なものを作っていくゲームなので、自然と空間把握能力が身に着くような気がします。娘もいつも「奥にブロックがいくつあって、中にはブロックがいくつあって・・・・中のここを空間にしたくて、この形にしたいからこの部分のブロックをとって・・・」というように、ぶつぶつ言いながらやっています。私自身が算数の図形の問題がとっても苦手だったので、ゲームでこうし空間把握能力を高めて、見えないところにあるブロックの存在のイメージを膨らますことができれば、学校の授業にも活かせるのではないかなぁなんて思っています。

③臨機応変な対応力が身に着く
フォートナイトなどのゲームでは、幅広く全体を俯瞰しながら、瞬時に視点を切り替えて何かを見つけたり、切り替えたり、瞬時に判断することのできる臨機応変な対応力や注意力が高まるように思います。この力も本を読んだり、地図を見たり、数学の問題を解くのに役立つ力なのではないでしょうか。イタリアの大学の研究に、読むことに困難を抱える読字障害の子にアクションビデオゲームをさせたところ、読む力が改善されたと言う研究があるそうですよ!

④先を見越して今できることを考える力が身に着く
テトリスやぷよぷよなどのゲームは、何手か先のことを考えながらゲームにトライしています。集中して、先を見越して、今できることが何か?そのように考える力もゲームの中で身につけていくことができるのではないかと思います。

良い点ばかりあげてきましたが、やはり私が思う悪い点もいくつかあります。

悪い点

①現実とゲームの世界があいまいになる
これは我が家に遊びに来ていた娘の友人の発言です。
「かぶとむしが死んじゃったのに、すぐに生き返られなかったんだよねぇ」というのです。その発言の意図がよくわからなかったのですが、よくよく話を聞くと、ゲームでは、すぐに死んじゃったものはすぐに生き返るから、かぶとむしも当然のように生き返ると思ってた!と言うのです。その話を聞いて、すこしハッとして、ゲームの世界のことをこうやって現実ストーリーで思ってしまうことがあるのだなぁと思いました。

②暴力的なゲームが子どもに暴力に対する抵抗を減らす
暴力的なゲームもいくつかありますよね。日常的にゲームの中で、暴力的なゲームをしていると暴力に対して「悪いこと」という意識が少し低くなってしまうのかなと思いました。それはともすれば、現実世界でも簡単に暴力をしてしまうことにつながりかねないなと。

いずれも現実世界とゲームの世界では全く違うこと、「死んだものは二度と生き返らない」し「何があっても暴力はいけないこと」ということを、しっかりと伝えていかなければならないという風に思いました。

我が家では、「人と自分を傷つける行為は絶対にしてはいけない」とことあるごとに伝えています。ケンカをしたとき、絵本を読んでいるとき、いらいらして物を投げたときなど。
こればっかりは、何度も何度も伝えていくしかないと思うのですよね。それが親の最低限の責任でもあるのではないかと思います。

親の意識的な関わり合いの中で教えていくことができると思うので、私もこれを機にさらに意識して、関わっていきたいと思いました!

ゲームには確かに注意しなければならないこともありますが、良い点もたくさんあります!各ご家庭でそれぞれの家庭でのちょうどよいバランスを考えながら、上手く付き合っていきたいですね!

この記事にいいね!

ともちん

ともちん

埼玉県

神々の国・島根県出身。田舎者ですが、慣れない東京で奮闘するワーママです。夫婦共働き、実家は遠方で、頼れる身近な人は近くにいませんが、はちゃめちゃな7歳3歳の娘とおおらかな夫と家族4人で毎日楽しく過ごしています。ワーママ歴7年。色々なことに悩み、葛藤してきた私の経験が少しでも誰かの役に立ちますように。