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子どもにゲームは与えるべき?

くまさんくまさん

いつの時代も親を悩ませる
「子どもにゲームは与えるべき?」という問題。

「目が悪くなるからやらせない」
「1日1時間と決めてやらせている」など
各家庭によっても対応は様々ではないでしょうか。

今回は、そんなゲームと子どもの関係性について私の考えを書いていきたいと思います。

ゲームはテレビからオンラインへ変化

私が子どもの頃にやっていたゲームはファミコンやスーファミ、
プレステなどテレビ上で行うゲームがほとんどでした。

しかし現在のゲームといえばパソコンやスマホ、DS、
スイッチなどオンライン上で行うものが主流です。

そのため、ゲームは単なる遊びではなく
コミュニケーションツールとしての側面も持ち合わせています。

また、バーチャルリアリティーの世界でお金を使う
「課金」という制度が生まれたことにより
ゲームは以前にも増して依存性が強いものになりました。

こうなってくると、子どもにゲームを与えるべきか
与えるとしても年齢はいつぐらいからがよいのかなど
ますます悩んでしまいますよね。

小学3年生で初めてゲーム機器を購入

私の娘は現在11歳ですが、幼稚園生の頃から
私のスマホに入っている簡単なゲームでたまに遊び
完全に個人所有のゲーム機器を持ったのは小学3年生の頃でした。

私が娘にゲームを与えた理由は
「娘がゲームを欲しがったから」といういたってシンプルなものです。
また、1日のゲーム時間も私がコントロールするつもりだったので
ゲームを与えることに何ら不安はありませんでした。

まわりの環境によって臨機応変に

それから、娘のお友だちにゲームを持っている子が
多かったのも購入に至った一つの理由です。

子ども同士の関係性でよくあるのが
同じものを持っていないと仲間はずれにされるということ。
裏を返せば、何かを共有したり共通項を持ったりすることで
距離の縮め方を学ぶよい機会でもあります。

特に子どもは大人よりも「共通項」に敏感なので
娘が乗り遅れることのないようにと考えました。

自分の子ども時代はどうだったか

私の親はとても厳しく
まわりのみんなが持っているからという理由で
何かを買い与えてくれるような人ではありませんでした。

それによって私が友だちの会話に入りにくいと伝えると
「そんなのは友だちじゃない」
「他の人と遊びなさい」と言われたのもよく覚えています。

ですが、幼少期の子どもにとってコミュニティーは学校がすべて。
また、そこに通うクラスメイトこそが自分の社会であり
その輪に入れないというのは死活問題です。

そんな自分自身の経験もあって
娘には同じ思いをさせたくありませんでした。

順応性や記憶力の向上に期待

私は子どもの頃、そこまでゲームに
のめり込むタイプではありませんでしたが
スマホが登場してからというもの
暇つぶしに無料ゲームをするようになりました。

しかしこれが面倒臭くて仕方ないのです。

ゲームはどんなものでも始める前に
最低限の設定を覚える必要がありますよね。

パズルならパズルの消し方、高得点の出やすい配列や技。
RPGならキャラや属性、アイテムの効果や攻撃法など
とにかく覚えることが多いのです。

私はそれらを覚えるのが面倒臭くて仕方がないので
段々とスマホゲームもやらなくなってしまいました。

それに比べて子どもの順応性の高さ
記憶力のよさといったら凄まじいものがあります。
どんな設定でもすぐに覚え、すんなりとその世界に入っていける。
そんな姿を見ていると「脳が柔軟だなあ」と感心するのです。

新しいものを覚え、それに順応していく力を養う意味で
ゲームにはよい面もあるのではないかと思います。

ゲーム機器を与えるなら具体的な対策も必須

ゲーム機器を子どもに与える場合、具体的な対策も必須です。
私が娘にゲームを与える上でしている対策を以下にまとめました。

・1日のプレイ時間を決める
・知らない人と通信できない設定にする
・親の許可なく勝手に課金できない設定にする
・パスワードは親が管理する
・暴力的、性的描写のあるゲームはさせない

など、色々と対策をとっています。

ゲームを禁止するのではなく上手に使おう◎

何かを禁止するのはとても簡単です。
しかし、いつまでもそのようなことは続けられません。
それよりも、娯楽と上手く付き合っていく方法を
子どもたちの将来のために教えなくてはいけないと思います。

ですから、ゲームを禁止するのではなく
上手く付き合っていく方法を親子で話し合い導きだすことが重要です。

家庭にゲームを導入する際は
インターネットの危険性を教えるよいチャンスと捉え
親子でネットリテラシーについて再確認するのもよいですね。

ゲームをきっかけに約束を守ることの大切さや
時間を見て行動する意識が生まれ
子どもの成長に繋がるかもしれませんよ。

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くまさん

くまさん

東京都

東京在住のワーキングマザー。発達障がい(ADHD)のある中学生と、定型発達の保育園児、乳幼児の3姉妹を育てています。これまでに経験した、出産・結婚・離婚・再婚・ステップファミリーなど、さまざまな体験をもとに、記事を執筆していきます。