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3人目、諦めました シリーズ②子沢山ママへの憧れからの離脱

おけいはんおけいはん

3人目が欲しくてもなかなかできずに悶々としていた日々を過ごすこと数年。そこそこいい歳になってきつつも3人ママへの憧れが捨てられずにいました。今回の記事では、そんな私が3人目に拘らなくなった心境の変化についてお話します。

もう一度夫に気持ちを伝えた結果

新しい家族が欲しくても思うようにいかない日々。気付けば自分の年齢、兄弟の歳の差もそろそろリミットかなと思うぐらい時が経っていました。検査こそしていませんが、もしかしたら年齢的にも妊娠しにくくなっていたのかもしれません。

私は勇気を持って、夫に改めて胸の内を伝えました。「やっぱり3人目を作りたい」と。
夫からは「わかってるよ。もちろん俺も(3人目が)できたら嬉しいけれど、不妊治療とかしてまではいいんじゃないかな」という返答でした。私ももちろん同意見です。
そうは言ってくれたものの、状況は今までとさほど変わりませんでした。積極的に取り組むということはなく、あくまでも自然とできたら、というスタンスのままやはり時は流れ…。これ以上求めるのはきっと夫婦関係にとっても良くないだろうと思って、私はようやく3人目を諦めることにしました。

本当にこればっかりは自分の力だけではどうしようもないことで…。当時はただただ「残念」という気持ちでいっぱいでした。夫のことを、「自分の夢を叶えてくれない人」と心の中で失望し、この人と一緒にいても私はハッピーにはなれない、とまで思っていました。

『数より質』にシフトチェンジ

そうこうして過ごすうちにさらに時は経ち、私も自然と現状を受け入れられるようになりました。2人の子どもには習い事やスポーツなどを十分にさせてあげたいと思っているので、夫が当初話していたように、経済的にも我が家にとって2人というのが実際のところ現実的です。なので、これ以上3人目ができなかったことを引きずるのはやめて、これからはもっともっと2人の子どもとの関係を大切にしていこうと思うようになりました。もちろん夫との関係も良好ですし、夫も2人の子どもとしっかりとコミュニケーションを取って楽しく過ごしています。あの頃のように、「3人目が欲しい!」という気持ちはなくなり、街で見かける子沢山家族を優しい気持ちで見られるようになりました。

子どもは凄いスピードで成長していきます。そしてあっという間に大人になっていくのだとしたら、家族として一緒に過ごせる時間はすごく短いと切に思います。上の子が中学生、下の子が小学校高学年となった今から考えると、もう先10年ほどでしょうか。
毎日毎日が本当に貴重な時間なのです。

子どもの未来と自分の未来

子ども達の成長と共に育児は楽になり、1人の人として互いに接することができるようになると、より会話も楽しく思えます。彼らの心と身体の健康管理に努め、将来の夢や希望の実現の為にできる限りのサポートをする。今はそれがとても面白く、幸せなことだと感じています。と同時に、今度は子育てがひと段落した後の自分の人生についてあれこれ考えることが増えてきました。毎日成長している子どもの姿を見ていると、自分も子どもと同じように、色々なことに興味や目標を持って過ごしていきたいと思っています。

様々な状況を経てたくさんの感情を経験し、今に至ります。3人目を欲しがっていた期間はまあまあ長かった訳ですが、その時期があったからこそ今をより大切に思えるような気がしています。

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おけいはん

おけいはん

兵庫県

兵庫県在住。結婚16年目。夫と子ども2人の4人暮らしです。大学時代に熱中したボランティアリーダー活動のおかげで子どもとのふれあいが大好きに。家族遊びは基本アウトドアですが、子ども達が大きくなり多忙な為機会が激減した今は、それぞれの目標に向き合う彼らにベタ褒めしたり叱咤激励しながらファン第一号として寄り添っています。自分がハッピーじゃないと子育ても楽しくできない。がモットーな、「がんばり過ぎない子育て談」を記事にしてお伝えできたらなと思っています。