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3人姉弟とシングルマザー~一人で3人育てます!

ちゃんみきちゃんみき

26歳で3児のシングルマザーになりました

離婚したのはもう10年も前。当時、長女3才・長男2才・次男0才と、みんな赤ちゃんで手がかかる時期のこと。そして私は26歳。彼はどこか脅迫じみたところがあり、お金遣いがあらく、結婚以前から借金を抱えていました。

ですが、嘘が上手く、私から離れようとするととても優しくなります。浮気癖もありとても苦労しました。そんな本性に気づいていったのも、長女を授かり本当に結婚してからのこと。私ががんばればきっと未来は明るいと信じながら、元夫も一人の人間ですのでそんな人間性を認めながらも、子供たちのためにも必死になっていました。

それでも、借金はへらず、子育てにも参加してくれず、扶養から外れるくらい働かなくてはならない状況でもそこまで働くことを許してもらえず、マタニティブルーや産後ブルーが立て続いたのでしょう。さすがに限界を感じました。

今思えば若かったと思いますし、私自身ももっと変われたのかもしれないと感じます。それでも10年たった今、この生活に後悔がないことは確かです。

九州の元夫の実家に暮らしていたので、自身の両親に助けを求め、新幹線で関東の実家に帰ってきました。両親は実家を残し別の都県で長兄と二世帯暮らしをしており、独り身の次兄が実家に暮らしていましたがお願いをして住まわせてもらうことになりました。

養育費ももらわず無で戻ってきましたが、それまでの生活状態や精神状態を信頼できる人に話すこと、そして「長期的に滞在させてもらえるところを把握しておく」ことで環境だけでもどうにかやってこられたのだと思います。

あかちゃん3人、保育園入園まで

母として、自立してないのはやっぱり違うという気持ちもあり、約3~4年は両親の手を借りず、自力でがんばっていました。

離婚をし、一切の権利が自身にくるので児童手当が入ってきます。まず保育園に入園するために手続きへ。もちろん待機になったので、入園できるまでの間、無認可の少人数の家庭保育室でお願いし仕事探しスタート。

とにかくアルバイトでもお金をつくらなきゃ!と思っていましたが、これについてはちゃんと就職支援センターにいっておくべきだったと後悔しています。
闇雲に仕事を探しても、子供たちが成長するにつれ生活環境が変わり、職場環境もいつまでも同じではないので働き方や考え方もかわり、結局転職を考えることも増えてしまいます。アルバイトだとしてもフルで仕事をすると、3人育てるなかでの就職活動というところまで頭がまわってこなくなります。
将来を見据えて職業訓練校に行っていれば、働き方に後悔はなかったのではないかなと思っています。

その後保育園は、年齢があがるほうが受け入れ人数も増えるため、長女はすぐに受け入れてもらえましたが、下二人は4月入園まで待ちました。

毎月、毎週、病院通い

この時期とくに大変だったのは“病院通い”です。3人とも歳がくっついていたので、予防接種・健康診断は毎月のようにありました。そして、風邪ももちろんのこと、一番下の子にいたっては、川崎病・卵アレルギーなども発症し、気の抜けない日々を送っていました。

毎月、毎週のように病院に通い、毎日誰かが大泣きしていたので投げ出したくなること沢山ありました。それでもやってこられたのは、「今日はもうがんばるのをやめよ~」と決める時があるからです。

“ご飯つくらなきゃ” “お風呂にいれなきゃ” “寝させなきゃ” と必死になっているとパンクしそうなときは誰にでもあると思います。私はそれが3倍ですので、怒って爆発するときはしょっちゅうあります。でもそうなったとき、子供たちの目に映る自分の余裕がなさすぎてダサいな…と惨めな気持ちになりました。

「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」から、「なんで言うこと聞いてくれないの?」とイライラしてきた瞬間、いったん全てをやめて、トイレなり部屋なり一人になれる場所でボーっとしたりスマホいじって世界をシャットアウトしてみましょう!そしてそこで冷静になってから、今日はもう適当でいいや!と宣言すると少しらくになるとおもいますよ!

私は正直ずぼらな人間ですし、まわりのママ達からしたら「もうちょっとがんばれ!」と言われてしまいそうですが…でも、子供のために“どうしたらいい?” “なにをしたらいい?” と考えていて、子供が成長しているのであれば、それはがんばっている証拠だと思っています。

離婚をしたら…

離婚するまでは毎日泣いていて、一刻も早くこの世界から抜け出したいと思っていましたが、離婚してからも大変なことはいっぱいでした。たまにしんどいなと思う瞬間はどうしてもあるので、離婚を考えているかたを応援するということはできません。

でも今は就職支援や扶養手当など、ひとり親として守ってもらえる制度が沢山あるので、行動する前に仕事のことや手当のこと、まずはしっかりと調べることをお勧めします。そして、子供たちに対して、ひとり親だから時間がとれないと決めつけすぎずに、どの家庭よりも愛情がある!と自信をもつことで、子供が「お父さんがいない」「お母さんがいない」なんて悲しむことはないと思いますよ。

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ちゃんみき

ちゃんみき

埼玉県

36歳、三人の子供のシングルマザーです。一番下が生まれてからすぐに離婚を経験し、シングルになって10年になります。 そんな中でもみんなたくましく成長し、ケンカしながらも絆の深い家族です(私の妄想かもしれませんが・・)。 "子供と同じ目線に立ってみる"ことを大事にした子育てをしています。思春期の娘、反抗期の息子たちにまだまだ手をやいていますが、これまでの経験をもとに、子育て中のみなさんと同じ気持ちであったり、新しい情報としてお役に立てればとおもいます!