初産の時は里帰り出産する人も多いですが、
2人目3人目になると兄弟の生活もあるので里帰り出産が難しくなる場合もあります。
また近年ではコロナで里帰りしにくい環境の人も多いと思います。
私の場合は3人目出産時、上の子は小学生だったので、学校もあるので里帰り出産はしませんでした。
そんな里帰り出産をしない人にとって、強い味方になる育児支援ヘルパーという制度があります。
自治体によっては「産前産後ホームヘルパー」等呼び名が違います。
この制度は里帰り出産が出来ず、手伝いをしてくれる人がいないママに向けた制度です。
市や区が契約した事業所からヘルパーさんが派遣されて、ママの手伝いをしてくれます。
料金は私の地域は一時間700円でした。
私は一時間半の利用を週に2回受けていました。
お金はかかりますが、民間の家事代行サービス等の料金より何倍も安いです。
来てくれたヘルパーさんは愛想も良く、仕事も早かったです。
利用回数や条件、料金などは自治体で変わるので、お住まいの市役所などで聞いてください。
この制度は何をしてくれるの?
ヘルパーさんはママの希望する家事をしてくれます。
赤ちゃんの沐浴やミルクなど赤ちゃんのお世話はママと一緒に手伝ってくれます。
ヘルパーさんだけで赤ちゃんのお世話する事は禁止でした。
私がヘルパーさんにしてもらった事
・食事の作りおき
・掃除
・洗濯
特にオススメなのは食事作りです。
私は家族4人分の夕食の作り置きをお願いしていました。
夫婦二人の時ならお弁当も多かったですが、
子供がいてると全てをお弁当やお総菜で賄うのは難しいと思いお願いしました。
1回の利用で、その日の夕食(主菜、副菜、味噌汁、ご飯)準備と2、3日分の副菜。
味噌汁の具のカットを作ってもらっていました。
メニューは私の希望を伝えたり、事前に好みを伝えてるので家の野菜を見て考えてもらいました。
たった1時間半で沢山の品数を作ってもらい、週2回きてもらえて凄く助かりました。
自分で作るのは主菜とお味噌汁、ご飯を炊くだけです。
主菜はネットスーパー等で頼んでいた魚を焼いたり、惣菜や冷凍ハンバーグ等をレンチン。
産褥期は無理せず手抜きに徹していました。
お味噌汁はヘルパーさんにカットしてもらっていた具があるので簡単です。
このように産後1ヶ月は、無理せずヘルパーさんに助けてもらいながら過ごしました。
私の地域では妊娠時から子供が1才になるまでこの制度を利用できます。
私は出産し退院時から1ヶ月健診まで週2回利用しその後週1回にして、産後2ヶ月で終ました。
また契約は1才までしていたので、終了しても契約内ならまたいつでも再開できます。
私は使う事はありませんでしたが、お守りとして心強い存在でした。
この制度は妊娠期から契約出来るので、産後すぐ利用するつもりの方は早めに手続き等してください。
里帰り出産しない場合や、頼れる人がいない中で出産を迎えるのは心配だと思います。
産後はなるべく無理せずに楽する事に徹してください。
この制度はお金は少しかかりますが、お金以上の価値がありました。
育児支援ヘルパーという制度は、里帰りなし出産の人にオススメの制度です。
時短母さん♥
大阪府
大阪在住の男の子3人母です。育児に家事、仕事で毎日奮闘しています。長男は難病と発達障害があり支援学校に通っています。病気や障害のある子の育児や、日々お役立ち情報を書きたいです。