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小学校入学!…勉強机って必要?

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年々早まる「ラン活」なるランドセル選び。
最近のピークは5月の連休と言われていますから、年長さんになったと思ったら、もう入学準備といった感じですよね。
そんなランドセルの購入と同時に、小学校入学を控えた子どもを持つパパママを悩ませるのが「勉強机をどうするのか」問題ではないでしょうか?
我が家には小学校4年生の息子がいますが、現時点で勉強机は持っていません。
次男も4月から新1年生ですが、勉強机を購入する予定はありません。
3兄弟であること、部屋の広さを考え、我が家の場合は初めから「購入するのは、どうしても必要だという状況になってから」という考えでした。
そして、現在に至るまで、特に必要性を感じていません。

勉強机を持たない我が家の勉強場所

そんな我が家の長男の勉強場所はダイニングテーブルです。

平日は、夕飯作りで台所に立つ私から、宿題をする長男が見える形になります。
料理をしながら視界に入っているだけですが、宿題に手間取っているのかどうかは分かるので、長男が苦手な分野を簡単に把握することが出来ます。
塾にも通わず、通信教育すらしていない我が家にとって、この「苦手分野の把握」は重要で、後から私がフォローを入れる場合にも、やりやすくなります。
長男からしても、顔を上げれば私がいる形になるので、分からない問題を聞きやすいようです。

親の目があることで、宿題以外のことをするわけにもいかないというメリットもあります。
また、別部屋に移動するわけでは無いので、勉強を始める前に机を置いている部屋のクーラーを入れて涼しくする、暖房を付けて温めるといった準備も不要です。
幼稚園児の弟達が騒いでいる横での勉強になるので、多少うるさい環境でも自分の勉強スタイルを崩さずに集中し て取り組むという訓練にもなっていると思います。
弟達は弟達で、勉強する兄が刺激になるのか、一緒に座ってワークをやったり本を読んだりすることもあります。
さらにダイニングテーブルは家族の共有スペースでもあるので、途中でやりっぱなしにすることも出来ません。
きちんと最後まで取り組み、終われば片づける習慣が身に付きます。

まだまだ先の話ではありますが、席が固定されていないフリーアドレスの会社が増えていることを考えれば、この習慣を身に付けておいて損は無いとも思います。

一方で、弟達が横で騒いでいるために、集中力が削がれ、宿題に時間がかかる場合があるといったデメリットもあります。
ダイニングテーブルなので、食事の時間がきたら、
たとえ途中でも一度片づけなければならないという点も難点です。
さらに、ダイニングテーブルが消しゴムのカスや鉛筆の跡で、
想像以上に汚れやすいといったことも想定しておく必要があります。

また、勉強机がないので、教科書やランドセルなどの置き場所を別に確保する必要があります。
勉強机ほどの場所は取らずとも、学年が上がれば上がるほど、それなりのスペースが必要になることは覚悟しておかねばなりません。
使わない時は自宅保管となる習字道具や裁縫セット、週末ごとに持ち帰る体操服や上履き、長期休暇中のお道具箱…収納場所を考える際には、それらを置くことも頭に入れておくと困りません。

我が家のランドセルと教科書の置き場所

我が家は、教科書やランドセルだけでなく、文房具のストックやハンカチ、ティッシュ、
上記に挙げたような平日には置かない物も含めた「長男が小学校で必要なもの一式」を1箇所にまとめています。
転勤族なので、家が変わるごとに置き場は変わってしまいますが、1箇所にまとめるというルールは変えていません。
そうすることで、息子は1人で準備出来、親の手は最小限で済みます。
自分の物は自分で管理するということも身についてきたと思います。

勉強机を買ったママ友の話

ママ友と勉強机の有り無しを話すと、私の周りでは半々に分かれるといった印象です。
しかし、勉強机があるお宅でも、勉強自体はダイニングテーブルでしている場合がほとんどです。
少なくとも、小学生のうちは、我が家がそうであるように、その方が子どもにとっても親にとってもメリットが大きいようです。
結局のところ、勉強机は勉強スペースではなく、学用品や増えていく子供の細々とした私物の保管場所となっているとのことでした。
では、買ったことを後悔しているかと言うと、そうでは無いのです。
勉強机は引き出しなど収納力に優れた物も多く、子供が自分で片付けしやすいのだそうです。
物が多少あふれていても、勉強机の上は子どものテリトリーとして、あまり気にならないとも言っていました。
勉強机の購入は、学用品などの保管場所を工夫して考える手間が省ける、というのが最大のメリットなのかもしれません。

まとめ話

ひとまず我が家は、冒頭でお話しした通り、今のところ、勉強机に必要性を感じていません。
時期は分かりませんが、本人が欲しいと言ってきたタイミングで、今はオモチャを置いている所に置けるような、省スペースの物を選べば良いかなと思っています。
第一子の小学校入学は、分からないことばかりで、どうしても不安になりますよね。
でも、焦る必要は全くありません。
特に1年生は教科数も少なく、2~3段のカラーボックススペースが確保できていれば、ひとまず充分です。
子供の様子を見ながら、家のスペースと相談しつつ、勉強机問題と向き合ってみてくださいね。

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3人の怪獣のママ

3人の怪獣のママ

大阪府

現在は大阪府在住ですが、全県転勤ありの転勤族の夫と結婚して12年。元気が取り柄の小4の長男、おそらくHSCのために繊細な年長の次男、ひょうきん者な年少の三男と3人の子宝にも恵まれました。楽しくも、手探りで毎日奮闘するアラフォーママの生活をお伝え出来たらと思います。