発達障がい児の〝3年遅れ〟って何?①の続きです。
3年の差を感じたのは、いつから?
就学前は、他の子よりも成長が早いと言われることが多かった娘。
では、どこで差が生まれてきたのかと申しますとこれは、我が家のケースになりますが小学3年生からです。
ここでつまずき、悩むことが多かったからこそ小学4年生で発達障がいの検査を受けるに至ります。
つまり、臨床心理士の先生や専門医が言っていた、3年遅れという言葉が私の中でかなり腑に落ちたのはそういうことなのです。
症状としては
・ケアレスミスが多い
・忘れ物が多い
・他の子と同じことが出来ない
・考え方が幼い
・感情表現が幼い
・不器用
・運動能力が低いなど、とにかく幼さが目立ちました。
周りの女の子たちが段々と大人びてくる一方で、娘だけはまだ幼稚園児のような感覚です。
なので、好きな男の子に皆の前で告白したり、ピンクでラブリーなチョコを渡したり相手が引いてしまうような行動を取ります。
チョコのくだりにしてもそういうのは、恥ずかしがられるから違う物にしたら?と言っても聞く耳を待ちません。
そして、案の定娘のせいで冷やかされた男の子。
娘に対して「もう話しかけてくんな!」と、言ってきたそうです。(だからやめなと言ったのに…)
そして傷ついて学校に行けなくなる娘。
正直勘弁してほしいのですが当時の娘には、何がいけないのかが理解出来なかったのです。
3年遅くても確実に成長はする
そんな娘ですが、現在小学6年生。
3年前とは、比べ物にならないほど成長しました。
しかし、今やっと小学3年生くらいです。
最近やっと異性のことを意識するようになり、ラブリーなチョコなどは渡さなくなりましたが、同年齢の子と比べるとまだまだ幼いままです。
ですが、3年遅れでも確実に成長はしています。
3年遅れでも気にせず前向きに
大人になると3歳差ぐらいはほとんど気になりませんが、学校生活を送る上で3年の差は、非常に大きいものです。
それは、勉強や進路など、次に進むべき道が明確に定められているからなのかもしれません。
そこから遅れを取ってしまうと、置いてけぼりになってしまいますからね。

くまさん♥
東京都
東京在住のワーキングマザー。発達障がい(ADHD)のある中学生と、定型発達の保育園児、乳幼児の3姉妹を育てています。これまでに経験した、出産・結婚・離婚・再婚・ステップファミリーなど、さまざまな体験をもとに、記事を執筆していきます。