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ママ友0人で12年間過ごした私の“超ハッピー”な子育てライフ①

くまさんくまさん

もうすぐ新学期ですね。
入園や入学を控えている子どもたちは「友だち出来るかな?」「勉強についていけるだろうか」など、期待と不安を抱えていることでしょう。

そして、それは大人も例外ではなく、特にママ友が出来るかどうかについては不安に思う人が多いのではないでしょうか。

でも大丈夫!ママ友0人でも何の問題もありません。
むしろいない方が快適に過ごせることもあります。

今回は、ママ友つくらない主義の私が12年間ママ友0人で送ってきた“超ハッピー”な子育てライフについて紹介します。
「ママ友がいない」と落ち込んでいる人は、ぜひ気晴らしに読んでみてください。

※本記事は、あくまで私個人の体験談であり、ママ友づくりを否定するものではありません。
大切な友だちがいるのは素晴らしいことですからね♪

ママ友という呪縛はなぜ生まれたのか

私は小さい頃から『1年生になったら』という、何かにつけて「友だち100人できるかな」と煽ってくる曲が嫌いでした(笑)。

たまたま同じクラスになっただけなのに全員友だちとか、仲良くしろという考え方が苦手でした。
合わない人とは当たり障りのない会話をして、ほどよい距離を保ちながら生きていきたいのに、何かにつけて友だち友だちと言う日本の友だち信仰が嫌いです。

そのため、友だちは少ない方ですが自分自身はそれで満足しています。
量より質、広く浅くよりも狭く深くがいいのです。
それに大切な人がたくさんいたら、時間もお金も足りません。

そういった経緯から親になっても、ママ友をつくるという考えがまったくなかった私。
まわりからはママ友がいないと孤立するとか、情報が入ってこないとかよく言われましたが、子どもがいるという共通項だけでよく友だちになれるなと逆に不思議に思ったものでした。

そもそもママ友と呼ばれる女性は、子どもの友だちのママであって自分の友だちではありません。
要するに、ただの知人です。

それなのに誰かが「ママ友」などというネーミングを付けたばかりに、「友だち少ない=悪いこと」と植え付けられた日本人がママ友づくりに追い込まれているのではないかと思います。

知人がいなくてもそれほど落ち込まない人が、それと同じ存在のママ友がいないと「私ってダメな母親…」と落ち込むのは、そこに“友だち”という言葉が付いているからではないかと思うのです。

ママ友という呪縛は、日本人の潜在意識に刷り込まれた友だち信仰から生まれたものだと私は感じています。
つまり、ママ友など本来いてもいなくてもどちらでもいい存在のはずなのです。

私がママ友をつくらないと決めた理由

私がママ友をつくらないと決めた理由は、上記でお話した私自身の考え方に由来します。

ママ友と呼ばれる女性は、たまたま同じ時期に同じ地域で子どもを産み育てているだけの人で、赤の他人。
知人にはなれても友だちになるのは難しい。このように思った、ただそれだけの話です。

私の中で友だちというのは、常に対等であり自分自身の行いが関係に投影されるものと思っています。
そのため、子ども同士の揉め事や子どもに関連する諸事情などで、上下関係がつくられやすい関係性において友だちをつくるのは困難なのではないかと考えます。

友だちと喧嘩したら自分で何とかすればいい話ですが、それが子どもに影響しては堪りません。
なので、子どもの友だちのママとは、ママ友と呼ばれる関係に絶対なりたくないと思っていました。

ママ友0人で12年間過ごした私の“超ハッピー”な子育てライフ②に続きます。

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くまさん

くまさん

東京都

東京在住のワーキングマザー。発達障がい(ADHD)のある中学生と、定型発達の保育園児、乳幼児の3姉妹を育てています。これまでに経験した、出産・結婚・離婚・再婚・ステップファミリーなど、さまざまな体験をもとに、記事を執筆していきます。