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知ってる?目に見えない困りごとを抱えた人が持つ【ヘルプマーク】

おまめおまめ

ヘルプマークとは、
“義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、
外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、
周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。”

(東京都福祉保健局HPより引用)

令和3年10月31日現在、47都道府県に普及していますが、
認知度はまだ低く、利用されている方も多くはない状況です。
ぜひこの記事を読んで【ヘルプマーク】について知ってほしいと思います。。

まだまだ低いヘルプマークの認知度

2017年にゼネラレルパートナーズ障害者総合研究所が行った調査において
「ヘルプマークを知っている」と答えた方は、
首都圏で55%、首都圏以外の地域で38%という結果でした。

ヘルプマークを利用したいと考えている人でも
「入手方法が分からない」「利用時の周囲の反応が気になる」
「認知不足により役に立たないと思う」
などを理由に、
利用していない人も少なくありません。
また、ヘルプマークを付けているだけでは
「何に困っているのか」「どんな配慮が必要としているのか」が分からないということも、
認知度が上がらない理由の一つだと考えられます。
(参考サイト:http://www.gp-sri.jp/report/detail029.html

私も電車内のポスターを見かけたことは何度かありましたが、
ヘルプマークがどういったものかを知ったのは、長男が自閉スペクトラム症と診断を受けてからでした。
最近ではヘルプマークを利用されている方を見ることも増えてきましたが、
それまでは実際に利用している方を見たこともありませんでした。

ヘルプマークを付けている方は、どんな助けを求めている?

我が家の長男は、人が多く混雑が予想されるイベントや施設、敷地が広い場所、
見通しの悪いところへ出かける際にヘルプマークを利用しています。
ヘルプマークの裏面には、長男の名前と私の携帯番号、
「自閉症です、お話がうまくできません。
知らない場所に連れて行くとパニックを超すことがあるので、すぐに連絡をください」と
書いたシールを貼っています。

これまでにヘルプマークを利用していて、配慮や援助を受けたことはありませんが、
「困っていたら助けてほしい」という意思表示としてヘルプマークを利用しています。

利用することで余計なトラブルに繋がらないか、免罪符と思われてしまわないかといった不安もあります。
ヘルプマークを利用しているからといって、
なんでも許してほしい・手伝ってほしいといった気持ちはありません。
ヘルプマークを付けていることに気づいてくれ、温かく見守ってくださるだけで十分なのです。

もし、困っている様子が見られたら「何かお手伝いすることはありませんか?」と声をかけたり、
ヘルプマークの裏面を確認しそこに書かれた対応を行ってくださると助かります。

ヘルプマークがなくても人に優しくできる社会に

ヘルプマークの認知度が上がり、
見えない困りごとを抱えている人に対する配慮や援助が増えていくことを願ってはいますが、
その一方で「ヘルプマークがなければ人に配慮ができない」今の社会を変えていかなければなりません。
ヘルプマークのように配慮や援助を求めるマークがなくても、
困っている人がいたら助けることが当たり前の社会にしていきたいですよね。

誰かに優しくしてもらったら、他の誰かに優しくしたくなります。
誰かの思いやりは、誰かの心を温かくし、その思いやりは連鎖していきます。
人に優しくできる社会を目指して、ヘルプマークを利用している方を見かけたら、
どうか温かく見守ってください。

ヘルプマークを「障害者が付けるもの」と捉えるのではなく、
人が人に優しくするきっかけになってほしいと思っています。

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おまめ

おまめ

大阪府

大阪府在中。1987年生まれ、2人の男の子の母。幼稚園年少の長男は、2歳7ヶ月で自閉スペクトラム症の診断を受けています。2歳の次男も発達障害グレーゾーン。さらに夫も発達特性を持った、個性たっぷりな4人家族です。発達障害児の子育てから学んだ子どもとの向き合い方や、子どもの発達に悩みをもったママ・パパが前向きになれるような情報をお伝えしていきます!「Instagram(@omame_taro)やアメブロでも発達障害児育児の日常について発信中!」