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【自閉症児の子育て】怒っているのに、息子がヘラヘラ笑うのはなぜ?

おまめおまめ

我が家の長男は2歳7ヶ月の時に発達障害の一つ、自閉スペクトラム症の診断を受けています。
長男の2歳代は癇癪が酷く一日中泣いていました。
床にひっくり返り後頭部を床に打ち付ける自傷行為や、リモコンやおもちゃで私を叩いてくる他害行為、
手当たり次第、物を投げる・蹴るなどの行為がありました。

他害行為と物を投げることは危険なので厳しく注意をしていましたが、
どれだけ私が怒っても長男はヘラヘラと笑うか、視線をそらして逃げていきました。

当時はまだ2歳をすぎたころなので
「まだ怒られていることが分からないのかな…」と思っていましたが、
ヘラヘラと笑われると余計にイライラして、怒鳴ってしまうことがありました。
それでも笑うことを止めない長男に対して、次第に怒る気力も失せてしまい、
いたずらをしても眺めていることしかできなくなっていきました。

3歳10ヶ月、「まだ表情が読めないの?!」と衝撃

そんな長男も、
少しずつですが言葉でコミュニケーションが取れるようになった3歳頃から癇癪を起こす頻度が減り、
自傷行為、他害行為、物を投げることもおさまりました。

3歳10ケ月の頃、長男が通っている療育で「表情理解」という課題がありました。
「怒っている」「泣いている」「笑っている」「恥ずかしい」の
4種類イラストが描かれたカードの中から、指示されたカードを選びとる課題です。

「泣いているのはどれ?」の指示には、
「泣いている」カードをスムーズにとることができましたが、
「怒っているのはどれ?」の指示については、
「笑っている」カードを選ぶなど、正しいカードを選ぶことができませんでした。

私はこの課題の結果を聞いて「まだ分からないんだ…」とショックを受けました。
でも、それと同時に、これまで長男が、
私がどれだけ怒ってもヘラヘラと笑っていた理由がふざけているのではなくて
「表情が読めないから」という理由を知れ、安心しました。

自閉症を抱える子は、人の表情を読み取るのが苦手?

世界中で自閉スペクトラム症に関する研究や調査が行われています。
その中で、「表情理解」に関する調査において「自閉症を抱える人は表情を読み取ることが苦手ではないか?」という結果もあります。

(参考文献:ASDを持つ人は顔の表情から感情を読み取ることが難しいーメタ分析を用いた研究
https://opndr.jp/research/397/

「私を怒らせたいのか?」「ふざけているのか?」と悩んでいましたが、
このような理由を知ることができると余計なことでイライラすることがなくなり、
「理解できるようにするためにはどうすればいいのか?」という前向きな関り方に切り替えることができました。

怒っている時に子どもが笑うのは、わざとじゃない

自閉症の特性に関わらず、表情を読み取るのが苦手な子はいます。
また、年齢の低い子はまだ見分ける力が発達していない場合もあります。
そうだとしても、怒っているときに子どもにヘラヘラ笑われると、余計にイライラしてしまいますよね。

そういうときは「今ママは怒っています」と言葉で伝える、
大袈裟なジェスチャーや、
目一杯表情を作ってみるなど怒っていることを分かりやすく伝えてみてください。

また、子どもによっては「ママに笑ってほしいから」という理由で、
子ども自身が笑う場合もあります。
そう思うと、なんだか可愛くて怒る気力も失せてしまいますよね。
ただ、必要なことはきちん伝えなければなりませんので、冷静に伝えるようにしましょう。

私が怒っているときに、長男がヘラヘラするときは
「ママは今怒っています。ちゃんとお話を聞きましょう」と伝えるようにしています。
まだ理解しているとは言い難い状況ではありますが、継続して関わっていこうと思います。

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おまめ

おまめ

大阪府

大阪府在中。1987年生まれ、2人の男の子の母。幼稚園年少の長男は、2歳7ヶ月で自閉スペクトラム症の診断を受けています。2歳の次男も発達障害グレーゾーン。さらに夫も発達特性を持った、個性たっぷりな4人家族です。発達障害児の子育てから学んだ子どもとの向き合い方や、子どもの発達に悩みをもったママ・パパが前向きになれるような情報をお伝えしていきます!「Instagram(@omame_taro)やアメブロでも発達障害児育児の日常について発信中!」

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