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【自閉症児の子育て】4歳になってもチャイルドシートから卒業できない理由は?

おまめおまめ

我が家の長男は現在4歳1ヶ月になり、身体も随分と大きくなってきました。
そろそろチャイルドシートからジュニアシートに移行したいと考えているのですが、
これがなかなかうまくいきません…。

チャイルドシートをめぐる我が家の体験談から、
自閉症児が抱える「こだわり」についてお伝えしていきたいと思います。

3歳半でシートベルトを取り換えてみたけど…

我が家のチャイルドシートは、シートベルトを取り換えることで1歳~7歳まで利用できるタイプです。
長男が3歳半のとき、身体が大きくなってきて
チャイルドシートのベルトを止めるのに手間取ることが増えてきたため
「そろそろお兄さんモードにチェンジしようか!」と提案し、ジュニアシートモードに変えたことがありました。

長男は、突然の変化に弱く、「いつもと同じ」に強くこだわる特性を持っています。
事前にチャイルドシートのベルトを取り替える場面を見せ、
実際に乗せて「かっこいいね~!お兄さんだね~!パパとママと一緒だね!」と伝えました。
長男もニコニコと嬉しそうに笑っていたので、これで無事に移行できる!と思っていました。

「これは違う!」こだわり発動!

翌日、いざ外出しようと車に乗ると「これは違う!」と怒り出す長男…。
昨日は新しい経験にワクワクしていただけで、実際に出掛けるとなると
「いつもと違う」ことへの不安が強くなってしまいこだわりが発動!

結局もとのチャイルドーシートモードに戻すことになりました。

4歳を過ぎた今でも「お兄さんモードにしようか!」と声をかけても
「お兄さん、しない!」と拒否されています。
かなりきつそうではありますが、なんとかベルトも付けられているので様子見をしています。

しかし、近いうちにくるであろうジュニアシートモードに移行する日までに、
前向きな情報をたくさん伝えて不安を取り除いてあげたいと思っています。

自閉症を抱える子の「こだわり」はわがままではない

知らない場所や、「これから何が起こるのか」などの見通しが立たないことへの不安が強く、
変化に弱い自閉症の特性は、一見わがままに見えてしまいがちです。
しかし、「不安」や「恐怖」などの感情から起こるもので、決してわがままではありません。

自閉症の特性として「物の位置や手順にこだわること」がよく知られています。
このこだわりは「いつも同じ」「いつもと同じやり方」「ルーティン」に安心感を持つことから現れます。
傍から見ると「たいしたことじゃない」と思われることでも、
自閉症を抱える人にとっては自分を保つための大切なことなのです。

自閉症を抱える人にとっては、変化を受け入れることは時間がかかるものです。
親としては見守ることと「変化がおこっても大丈夫」という見通しを持たせてあげ、
本人が受け入れられる日がくることを待つしかできません。

自閉症を抱える子の子育ては、定型発達の子どもを育てるよりも時間が必要です。
しかし、その分、成長が見られたときは喜びも大きく感じられます。
自閉症を抱える子の子育てについて、少しでも知っていただけますと幸いです。

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自閉スペクトラム症の長男の子育てについて発信しています!

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おまめ

おまめ

大阪府

大阪府在中。1987年生まれ、2人の男の子の母。幼稚園年少の長男は、2歳7ヶ月で自閉スペクトラム症の診断を受けています。2歳の次男も発達障害グレーゾーン。さらに夫も発達特性を持った、個性たっぷりな4人家族です。発達障害児の子育てから学んだ子どもとの向き合い方や、子どもの発達に悩みをもったママ・パパが前向きになれるような情報をお伝えしていきます!「Instagram(@omame_taro)やアメブロでも発達障害児育児の日常について発信中!」