娘が小学2年生だった頃のお話です。
ある日突然「学校に行きたくない」と言う娘。

理由を聞いてみると、同じクラスの男子から
嫌がらせを受けているとのことでした。

低学年でそんなことする？！驚きの嫌がらせとは

娘から聞いた嫌がらせの内容は、以下のようなものです。

・両腕を掴まれ動けないようにされて無理やりキスされる
（娘によると1分くらいだったそう…）

・人のいない公園でパンツを下ろされる
（娘だけではなく他の女子もやられている）

・服の下に手を入れて体を触られる
（胸や下半身などを触ってくる）

また、これからに従わないと飛び蹴りされたり
殴られたりするということでした。

娘からこの話を聞いたときは、
小学2年生がそんなことするの？！と
俄かには信じられなかったのですが、
娘の様子に一先ず担任の先生に連絡を取ることにしました。

性的な嫌がらせを黙認していた担任の呆れた言い分

担任の先生に電話して、ことの経緯を話すと

「あ〜○○くんですね（笑）」と笑いながら
「まだ低学年のすることですから」
「お母様もあまり気になさらないで」
「○○くんはスキンシップのつもりで〜」

などと言ってきました。
電話口で担任の先生が半笑いだったのにも驚きましたが
何より性的な嫌がらせを黙認していたことに衝撃を受けました。

私は、低学年であろうと相手の嫌がることをしてはいけないし、
他人のプライベートゾーンを触ってはいけないということを
担任の先生に伝えました。

現に、キスや体を触るなどの要求を受け入れない場合
娘は、相手の子に暴力を振るわれてきました。

これは大きな問題であるということで
後日、相手方の親御さんと
話し合いの場が設けられることになりました。

校長室で話し合いがスタート

担任の先生に連絡をしてからすぐに
校長室で話し合いの機会が設けられました。

当日参加したのは、私を含め同生徒から被害を受けた
3人の女の子の母親と父親。
性的な嫌がらせをしていた男児本人と、その母親でした。

どんな親御さんが来るのかと緊張していたら
4人兄弟を育てているごく普通のお母さんでした。
普段は、パートを3つ掛け持ちして忙しくしているそうです。

公園でパンツを下げられた子の父親は

「お前のしたことは、普通に性犯罪だぞ！」
「どんな躾してんだ」
「子どもにアダルトなものでも見せてんのか！」

と、かなり激昂しておられました（気持ちは分かる…）。

お母さんは只々謝り頭を下げ続け、
男児は下を向いてずっと泣いていました。

男児には、他人の大切な部分を触ってはいけないこと
相手の嫌がることをしてはいけないこと
暴力で従わせようとしないことなどを話し
その場は、解散となりました。

相手の嫌がることをしてはいけないという教えに年齢は関係ない

担任の先生からは「低学年のすることだから…」と
言われた今回の件ですが
相手の嫌がることをしてはいけないという教えに
年齢は関係ありませんよね。

低学年だからと躊躇せず
嫌がらせには、毅然とした態度で
対応していくのがいいと思います。