韓国在住、2歳の子どもを育てているわが家では、子育て期間の半分が「コロナ禍」ということもあり、日本への帰省はもちろん、韓国国内旅行すらまだほとんど経験がありません。
そんな状況ではありますが、「子どもと一緒にまた行きたい!」と思う日韓のお気に入りスポットがいくつかありますので、関西編と韓国編に分けてご紹介します。まずは関西編から!
神戸どうぶつ王国(兵庫県神戸市)
韓国から夫の親族が日本へ遊びに来た時、2歳〜70代の3世代が楽しめる場所を探し、連れて行った場所がここでした。「花と動物と人とのふれあい共生パーク」というだけあって、動物たちをただ見るだけではなく、触れ合えるコーナーもいっぱい!ここでは動物150種、800頭羽に出会えます。
一番のお目当ては、温室内で放し飼いにされている鳥たちによる「バードパフォーマンスショー」。頭上や目の前を素早く飛んでいく鳥たちの姿に、親族一同大喜びでした。
訪れたのは12月でしたが、園内の半分以上は屋内で、とても暖かく過ごせました。ベビーカーも有料レンタルでき、バリアフリーで歩きやすかったです。
冬の間は、カピバラが温泉に浸かる様子を見られることもあります。また、2020年5月には、どうぶつ王国で一番大きい大型猛獣「スマトラトラ」が新たに仲間入りしたそうです。
屋内で美しい花々を見ながら昼食や間食を楽しめるスペースもあったので、次回は1日中ここでいろんな体験をして過ごしてみたいと思っています。
姫路城 & 姫路市立動物園(兵庫県姫路市)
世界文化遺産の国宝姫路城は、門から城、城の入り口から天守閣まで、坂道や階段が続き、小さな子どもたちと行くにはかなり体力を使う場所ではありますが、「歩くのが大好き!」「高いところに上りたい」「歴史に興味津々」というご家族にはおすすめのスポットです。
韓国の親族3世代と訪れた時は、2歳の子どもも天守閣まで一緒に上りました。途中で忍者に出くわし、一同大盛り上がり!城から出てきた時にはみんなお腹ペコペコでしたが、城内に飲食できる場所はほとんどないので、姫路駅まで歩きながら、途中でたこやきを食べたり、商店街の中でお蕎麦を味わったりしました。
姫路城のすぐ隣には、姫路市立動物園もあります。こじんまりとした動物園ながら遊戯施設もあり、小さな子どもと過ごすには十分楽しめる場所。ここではキリン、カバ、クマなど約100種の動物に出会えます。
桜の季節に訪れると人でいっぱいの姫路城ですが、この動物園の中からだと桜越しに見えるお城をゆっくり眺めることができます。また、園内の小さな観覧車は天井が開いているので意外にスリリング!“空の上”という特等席から姫路城を見られるので、大人も楽しめますよ。
大人210円、小人30円(5歳未満は入園無料)という入場料の安さも魅力!日本に帰国できたら、また行ってみたい場所の1つです。
りんご♥
韓国
韓国在住、日韓ハーフ1歳児の母です。30代後半で国際結婚。新婚生活スタートと同時に子どもを授かり、異国の地で手探りの妊娠期間と高齢出産を経験しました。日本では紙媒体の編集記者の他、ファミリーサポートセンターでの勤務経験もあり。今地球のどこかで、ちょっぴり孤独も感じつつ子育てに奮闘中の方へ、私の体験・失敗談を通して「1人じゃないよ」とエールを届けられたら嬉しいです。